[ANIME]〝シン〟話解放
1990年代を象徴する伝説的アニメの劇場版最終作がついに公開!
1990年代に誕生し、現在も世界的な人気を誇る『エヴァンゲリオン』シリーズの新作映画公開が目前に迫る。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から7年、TVシリーズ開始から四半世紀たった今なお〝日本一のアニメ〟と称える声が圧倒的。2019年7月にシリーズ最終作の冒頭映像を世界同時上映した際は、150万人がリアルタイムで視聴した。哲学的な示唆をにおわせるスタイリッシュな演出と緻密な設定、一度観たら病みつきになる展開で、巨大マーケットを創出。「エヴァのために来日する」という書き込みがSNS上に踊る。
2020年6月公開『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
1995年に放送し、社会現象を巻き起こしたTVアニメ作品をリブート。すでに公開済みの『:序』『:破』『:Q』に続く、劇場版4部作の完結編。
『:序』『:破』『:Q』は累計興行収入113億円を突破
『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序』
2007年9月に劇場公開。初動2日間の客員動員数は23万人以上。最終興行収入20億円を記録した。
『ヱヴァンゲリオン新劇場版:破』
2009年6月に劇場公開。興行収入40億円。新劇場版シリーズ独自のストーリーを展開した。
『ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q』
2012年11月に劇場公開。興行収入52.653億円、国内動員数は382万人を突破。米国など世界で公開。
攻殻〝起〟動
攻殻機動隊の映画第1作目は〝元祖ジャパニメーション〟との呼び声も高い記念碑的なサイバーパンク作品。新作はシリーズ初のフル3DCGアニメとなるなど、圧倒的な映像美でオリジナルストーリーを展開する。それだけではない。全世界に1億8000万人以上の有料会員数を有するNetfilixで全世界同時独自配信が決定。ジャパニメーションの快進撃が始まる。
2020年春 全世界同時配信 Netflix
『攻殻機動隊 SAC_2045』
人々の意思が〝電脳〟につながる近未来を舞台に、全身義体のサイボーグ・草薙素子率いる攻殻機動隊の活躍を描く。迫力満点の映像美は必見。
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会
取材・文/編集部