
最近、仕事がうまくいかないと感じていないだろうか? そんなビジネスパーソンは、こんなことを試してみてはいかがだろうか。
本シリーズでは、金運アップ術、仕事運アップ術などの開運術のほか、運気を下げるNG行動などを、台湾在住の占術師であり、経営者やコンサルタント、台湾の大学の教授など多数の肩書きを持つ龍羽ワタナベさんにアドバイスしてもらう。今回は、2020年の仕事運アップ術だ。
2020年におすすめの仕事運アップ術
経営者や企業家の立場からのアドバイスができることで、広くビジネスパーソンに好評の龍羽さん。
まずは全体を通して、今年はどんな年なのか、龍羽さんは次のように話す。
「2020年は、新しいことを始めるのにはいい年なので、これまでに起業や独立などの準備をしっかりしてきた人は、今年は思い切った行動に出るべきです」
2020年ならではの仕事運アップ術として次の3つを挙げる。
1.あえて手書きをする
「このIT時代に、あえて手書きするのをおすすめします。手帳やノートに手が気をすることで記憶に定着しやすくなります。また、手書きのお礼状などをもらうと、新鮮で嬉しく、記憶に残ります。コピーして配る資料なども、表紙だけでも手書きにしてみる、などもおすすめ。同時に万年筆などと高価な手帳といった、古典的ではあるものの、高級な筆記用具を多く活用しましょう」
2.男性は「きちっとしたYシャツ、ネクタイ、スーツ」女性は「バリバリのキャリアウーマン風のスーツ」を着る
「プレゼンや大きな営業があるときには、特に、こうした装いをしましょう。最近はクールビズやITで成功した社長たちが、Tシャツにジーパンだったりすることから、ラフな格好がOKな傾向にありますが、2020年は、あえてきちんとした格好が、良い仕事運を運んできます」
3.仕事を始める前に、1分でもいいので、窓を開けて風を入れる
「とにかく風を通すことが大事です。仕事を始める前に、1分でも、できれば5分以上30分くらい、窓を開けて風を入れましょう。そうしないと、よどんだ悪い氣が充満しかねないからです。窓が開かない職場は、出入り口のドアでもいいです。できることなら、自分の家でも出勤前に少しの間、窓を開けて風を入れるようにするといいです」
仕事運を上げる日頃の習慣
日頃から、どんな習慣を持つと、さらに仕事運が上がるだろうか? 龍羽さんは次の2つを挙げる。
1.運動すること
「世界を見ても、成功している経営者やビジネスマン多くは、ランニングやマラソン、自転車、ヨガ、登山のいずれかをしている人が多いです。
当たり前ですが、健康あっての仕事。自分の身体に気を使えない人は、仕事もできないものです」
2.「天の氣」「地の氣」「人の氣」を取ること
「『天の氣』は太陽や月、宇宙の天体が発する『陽』の氣です。これは外を歩くことで得られます。山や高原など自然の高地に行くと尚いいです。
『人の氣』は私たち自身が発している氣。『天の氣』と『地の氣』によってもたらされる和合の氣です。
『地の氣』は大地から得られる氣です。『地の氣』がないと、集中力がない、注意力散漫、落ち着きがない、などの仕事でパワーを発揮できなくなります。昔の人は裸足か、ごく簡単な履物で大地を歩き回っていたので、自然と地の氣を吸収できていました。しかし現代人は不足しがちです。特に高層階にあるオフィスや住宅に住む人は『地の氣』が足りません。
意識して土や砂、芝生の上を裸足で歩いてみましょう。日常でむずかしければ、せめて家の中で、靴下やスリッパなしで裸足で過ごしてみてください」
仕事運アップは、生きる活力そのものが関係しているようだ。ビジネスパーソンなら取り組みたいことばかりだ。
【取材協力】
龍羽ワタナベ(りゅうは わたなべ)さん
台湾在住23年。「経営者(出版社.サロン.レンタル教室等)」「台湾・開南大學 兼任助理教授」「占術師」「コンサルタント」「作家」(著書多数あり)。日本で年に数回セミナー(経営・自己啓発・占術等)を開催。最新刊に「お金と愛をつれてくる 虹色鳳凰の招き方・もてなし方」がある。
http://www.ryuhawatanabe.com/
取材・文/石原亜香利
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