
ちょっとした心がけや行動で、お金の巡りが変わってくる。そんなことに薄々勘付いているビジネスパーソンは多いのではないだろうか。
本シリーズでは、金運アップ術、仕事運アップ術などの開運術のほか、運気を下げるNG行動などを、台湾在住の占術師であり、経営者やコンサルタント、台湾の大学の教授など多数の肩書きを持つ龍羽ワタナベさんにアドバイスしてもらう。今回は、2020年の金運アップ術だ。
2020年の金運アップ術
龍羽ワタナベさんは台湾に在住しながら、日本で年に数回、経営や自己啓発、占術等のテーマでセミナーを行う、ビジネスパーソンに人気の占術師。今年2020年の金運アップ術は次の4つ!
1.己巳の日にお財布を買い替える
「『己巳』の日は金運を高めます。巳年の『巳(み)』は『蛇』の意味です。蛇は弁財天様の眷属(けんぞく)なので、暦の上で巳の日には、蛇が弁財天様に私たちの願いを届けてくれるといわれています。なお、弁財天様は、財運や芸事にご利益がある神様として有名です。また『己(つちのと)』の日は、五行(木火土金水)の中で『土』に当たります。『土生金(土は金を生む)』というところから、己巳の日は最強の財運アップの日といえるのです。
ぜひこの日にお財布を買い替えましょう。2020年の己巳の日は3月27日、5月26日、7月25日、9月23日、11月22日です。ただし、キャッシュレス決済が進んでいる時代なので、今までのような大きくて厚い財布はNG。できるだけコンパクトなお財布がおすすめです」
2.キャッシュレス時代到来
「日本は世界的に見てかなり遅れているのにもかかわらず、これを取り入れないのは『時代や流行に鈍感』であることを意味し、チャンスを逃すタイプ。できるだけ、キャッシュレス化するのがおすすめです」
3.お財布代わりになるスマホは最新・きれいに!
「キャッシュレスの中でもスマホ決済を利用するなら、スマホがお財布代わりになります。できるだけ最新のスマホを使い、画面はいつもきれいに。待ち受け画面は、季節ごとに替えるといいです。おすすめは季節を感じる写真や絵です」
4.贈り物をする機会を増やす
「2020年は、プレゼントなど、ちょっとしたお礼に何か小さなものを添えるなど、他人に贈り物をする機会を増やすことがおすすめです。これをしていると、結果的に出したもの以上のものが返ってきます」
金運アップのための日頃の心がけ
続いて、金運アップする日々のちょっとした心がけや行動を4つ挙げてもらった。
1.「お金はピカピカが好き」
「お金は、ピカピカなものが好きです。なので、光るべきものは光らせるのがポイント。例えば、スマホやパソコン、テレビの画面、鏡や窓ガラス、女性のコンパクトの鏡、靴などはいつもきれいに磨いておきましょう。ビジネスマンは特に靴はしっかりお手入れを!」
2.「会社のお金には厳しく、個人のお金にはゆるく!」
「基本的に、会社のお金には厳しく、個人のお金にはゆるく、という意識を持ちましょう。『これ、経費だから大丈夫』なんて、考えはNG。会社だろうが個人だろうが大切なお金。多くの人が会社のお金だと必要以上の贅沢をしてしまう傾向がありますが、本来は逆。人さまのモノは、自分のモノ以上に大切に扱うのは、当たり前。『モノ』を『お金』に置き換えて考えてみてください」
3.「支払い期限を厳守する」
「支払い期限のあるものはたくさんありますが、どうせ払わなければならないお金なら、気持ちよくさっさと支払いましょう。お金の流れをスムーズにさせることは、お金の気がアップし、自然に金運はアップにつながります。逆に支払いに遅れたりすると、自らお金の流れを止めてしまうので、入ってくるお金の動きもおかしなことになります。お金の循環を狂わせることで、人生全般が狂い出すことすらあります。
その上、払ってもらえない方は、そのことでイライラしたり不安になったりするので、ネガティブな氣を出すことになり、その悪い氣が飛んできてしまいます。
気持ちよくお金を受け取り、気持ちよくお金を支払うことで、気持ちよくお金も入ってくるようになるのです」
4.「お金は循環させる」
「お金は昔から羽が生えているとか『お足』と呼ばれてきました。つまりお金は、一つ所に留まることは嫌いなのです。動き回る習性があるのです。よって、お金を溜め込むことを考えずに、循環させることを考えることで、お金が巡ってきます」
2020年ならではの金運アップ術、そして日頃の金運アップ行動、ピンときたなら実践すべし!
【取材協力】
龍羽ワタナベ(りゅうは わたなべ)さん
台湾在住23年。「経営者(出版社.サロン.レンタル教室等)」「台湾・開南大學 兼任助理教授」「占術師」「コンサルタント」「作家」(著書多数あり)。日本で年に数回セミナー(経営・自己啓発・占術等)を開催。最新刊に「お金と愛をつれてくる 虹色鳳凰の招き方・もてなし方」がある。
http://www.ryuhawatanabe.com/
取材・文/石原亜香利
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