
Kingston Technologyのゲーミング部門、HyperXは、高評価を得ているゲーミングアクセサリとメモリラインナップ全体で新製品を追加することを発表した。
CESで展示される最新製品としては、Cloud Flight Sワイヤレスゲーミングヘッドセット、HyperX Aquaメカニカルスイッチ搭載のAlloy Origins RGBゲーミングキーボード、Pulsefire Raidゲーミングマウス、FURY Ultra RGBゲーミングマウスパッド、ならびにFURY DDR4 DIMMおよびImpact DDR4 SODIMMメモリモジュールなどが挙げられる。
さらに2つの新しいChargePlay Clutchソリューションも発表。この製品は、任天堂SwitchのJoy-Conコントローラーとモバイルデバイスを便利に充電できるドックとなる。
これらの新製品は、HyperXの市場における大きな躍進に続くものとして追加された。最新のNPDデータによると、2019年に同ブランドは1,000万個を超えるゲーミングヘッドセット、100万個のゲーミングキーボード、そして6,500万個のメモリモジュールを出荷し、PC対応ヘッドセットでは市場シェアの首位を獲得。
2014年に最初のHyperX Cloudゲーミングヘッドセットを開発して以来、HyperXは30種類のヘッドセットを生産し、PCおよびコンソール用ゲーミングヘッドセットをリードするブランドとして確固たる地位を築いてきた。
また、Cloud MIXラインのヘッドセットと、「We’re All Gamers」をスローガンとしたライフスタイルブランドアンバサダーのネットワークをフル活用し、ライフスタイル市場にも参入。
ブランドアンバサダーには、グラミー賞を受賞したポスト・マローンからピッツバーグ・スティーラーズのジュジュ・スミスシュスター、ボストン・セルティックスのゴードン・ヘイワードまで、多様なバックグラウンドを持つ人物が選ばれている。
「HyperX CESのラインナップは、「We’re All Gamers」という揺るぎない理念を大切にしながら、熱心なPCゲーマーからコンソールゲーマー、モバイルゲーマーまで、さらにはその先を見据えたサービスの進化を反映するものです。」とHyperXは述べている。
「オンラインのPCトーナメントへの参戦であろうと、任天堂Switch、PlayStationまたはXboxで最新ゲームをプレイする場合であろうと、HyperXの最先端のゲーミング周辺機器とメモリソリューションはゲーマーの皆さんに満足いただける最高の瞬間を提供します。私たちはHyperXを次の成長段階へと引き上げていきます。」とコメントした。
HyperX Cloud Flight S
Cloud Flightの成功を受けて開発されたCloud Flight Sは、最大30時間のバッテリー寿命を誇り、置くだけで充電できるQi規格認証のワイヤレス充電器を搭載。イヤーカップが90°回転する密閉型デザインを採用したCloud Flight Sは、HyperXのカスタムチューニングされた7.1ch対応サラウンドサウンドと、2.4 GHz周波数帯の50mmドライバーにより、没入感あふれるゲーム内オーディオ体験を実現。
Cloud Flight Sには、取り外し可能なマイクとLEDマイクミュートインジケーターが付属。このヘッドセットはPC、PS4およびPS4 Pro対応で、イヤーカップを直感的に操作してゲームとチャットの音量を調整でき、HyperX NGENUITYソフトウェアを使用したカスタマイズも可能だ。
HyperX Alloy Originsゲーミングキーボード
Alloy Originsメカニカルキーボードには心地よいクリック感が得られるHyperX Aquaメカニカルスイッチを採用。周囲を明るく照らすRGBバックライト付きキーボードは、鮮やかな照明効果と5段階に調整可能な輝度レベルが特徴。
航空機等級のブラシ仕上げのアルミボディを採用しているため、耐久性と安定性に優れている。さらに、マウスの動きを妨げない省スペースなレイアウト設計。
USB Type-CからUSB Type-Aへの変換用キーボードケーブルも脱着可能だ。Alloy Originsは、高度なカスタマイズ機能により、シンプルなキーごとのライト効果など、ライティングとマクロを好みに合わせて設定できる。
HyperX NGENUITYソフトウェアを使用して、オンボードメモリに最大3つのAlloy Origins設定を保存できるので、外出先でもゲーミングを楽しめる。100パーセントアンチゴースト機能とフルNキーロールオーバー機能も付属する。
HyperX Pulsefire Raid
Pulsefire Raid RGBは、キーバインディング用やさまざまなコマンドを実行するための追加ボタンが必要なゲーマー向けに、人間工学に基づいてデザインされたマウス。
Pulsefire Raidは、正確でなめらか、加速なしで反応が早いトラッキング用に設計。11個のプログラム可能なボタンと、Pixart 3389センサーにより、精度と速度(最大16,000 DPIに設定可能)に優れている。
カスタマイズ可能なネイティブDPI設定により、ゲーマーはLEDインジケーターで設定を監視できる。さらに、Omron社製スイッチ搭載で、2,000万回のクリックに耐える信頼性がある。HyperX NGENUITYによる高度なカスタマイズ機能により、マクロの設定、DPIの調整、RGBライト効果のカスタマイズが可能だ。
HyperX FURY Ultra
FURY Ultraマウスパッドは、鮮やかな360°RGBライトリングとライトバーを搭載し、HyperX NGENUITYソフトウェアでカスタマイズすることができる。表面には微細な型押し加工を施した硬質素材、裏面には滑り防止用ラバーを採用。抜群のパフォーマンス、スピード、安定性を発揮する。
新型HyperX FURY DDR4およびFURY DDR4 RGBのスピード
FURY DDR4およびFURY DDR4 RGBモジュールは、IntelおよびAMDの最新プラットフォームに適した、コスト効果の高い高性能なアップグレード用メモリ。FURYモジュールにはIntel XMP認定またはXMP対応プロファイルが含まれ、AMD Ryzenに対応。
FURY DDR4およびFURY DDR4 RGBは、3600MHzと3733MHzの周波数バージョン、8GBと16GBモジュール、および最大64GBまでのキット容量から選択できる。
新型HyperX Impact DDR4 SODIMM追加容量版
HyperX Impact DDR4は、小さいフォームファクターのマシンに強力なパフォーマンスを提供。Impact DDR4のプラグアンドプレイ7機能により、システムスピードの許容範囲内で最大の周波数まで自動オーバークロックが可能。RyzenおよびIntel XMP対応で、容量はモジュールで最大32GB、キット構成では最大64GBまで可能だ。
HyperX ChargePlay Clutch(任天堂Switch用)
任天堂Switch用のChargePlay Clutch充電ケースは、6000mAhのバッテリーとLEDバッテリー残量インジケーターを搭載。充電ケースには取り外し可能なラバー製のJoy-Conグリップと、テーブルトップモードでプレイするためのキックスタンドが付属。USB Type-Cコネクタ経由で便利で安全にドッキングできる。
HyperX ChargePlay Clutch(モバイル用)
モバイル用ChargePlay Clutchは、モバイルデバイスをしっかりと固定する安全なドッキングシステムであり、ラバー型押し加工のコントローラーグリップを備えている。
ChargePlay ClutchはQiワイヤレス充電規格の認定済みであり、3000mAhの脱着可能なバッテリーパックを採用。LED充電インジケーターとUSBポートを備えたモバイルバッテリーとしても使用できる。
新しいHyperX製品は、CES Unveiledの期間中はCES、Pepcom Digital Experience、また、ベネチアンホテル(タワースイート#29-335)のHyperXデモスイートで、1月6日から9日まで展示される。新製品は、今年後半に、HyperXの流通ネットワークおよび通販サイトを通じて一部の地域で販売される予定だ。
関連情報:https://www.kingston.com/jp
構成/DIME編集部