[ネイバー&クラフツマン]精密切削技術のキャニスター
世界を常に驚かせてきた日本のモノ作りの技術。勤勉で手間暇を惜しまず、ひたすら向上していこうとする日本人の職人気質は、世界の常識では測れない製品を生み出してきた。決して人件費が安いわけではない日本で、品質の高い製品を安価に製造できるミステリーは、世界中のあらゆる工業製品に日本製の部品が使われている現象を生み出している。
「シオン」は航空機部品などの金属加工を手がける、岐阜県美濃市の町工場。その45年以上の歴史の中で培ってきた技術を、「図面通りのものづくりだけでは、ものづくり本来の目的を忘れてしまう」として、人々の日常に密着した製品に活かすブランドとして立ち上げたのが「ネイバー&クラフツマン」である。
一部の隙もない美しい仕上がりのキャニスター(裏蓋付き容器)は、アルミ材からの削り出し。上部のつまみには独自の開閉機構を採用しており、カバーと本体の隙間は、なんと0.025mm。空気が抜ける抵抗を感じながらスーッと開ければ、中に入れたお茶やコーヒーが、その香りとともに密封されていたことを実感できる。
つまみを引き上げることで空気孔が開く。これによって密閉されたカバーが開く。
シンプルを追求したような飾りのない円筒デザインは、その究極までに精密な切削、研削技術の自信の表れ。インテリアの和洋を選ばず、置いて絵になるキャニスターに仕上がっている。
その精密なる金属加工の技術により、本体とカバーの隙間は0.025mmという極小の世界。
乾燥を嫌うお茶やコーヒー豆をその香りごと閉じ込め、おいしさそのままに保存できる。
[ネイバー&クラフツマン]精密切削技術のキャニスター
大サイズ 27,500円 小サイズ 16,500円
大は直径7×高さ12cm、約350g。容量は茶葉120g相当。小は直径7×高さ7.6cm、約250g。容量は茶葉50g相当。アルミ(白・金アルマイト)。日本製。
文/DIME編集部
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