[シルバーレイククラブ]
サンブレラ生地使用のトートバッグ
あえてトレンドを意識せず、鞄というアイテムの使いやすさ、そしてそれが長く続くことを目的に、培ってきた知識と経験に基づく鞄作り。英国の文化を学び、日本の豊かな自然を背景にして発信するブランドが「シルバーレイククラブ」である。老舗鞄メーカー「イケテイ」が展開するブランドで、フィッシングを切り口としたアウトドアの世界を、タウン用にフィードバックした鞄作りに定評がある。
長めのハンドルと牛革の肩当てを採用しており、肩かけしやすいので軽快に持ち運べる。
この「シルバーレイククラブ」にはコンセプトの異なるいくつかのラインが存在するが、このほど新たにスタートした「タイトライン」は、「これからの鞄」という新しいテーマを設定。これまで天然素材の帆布にこだわってきた同ブランドとしては画期的な、機能素材を使いながらクラシカルなイメージを表現するラインとなる。
もちろん通常のトートのようにハンドルを持って手提げ鞄としても使用できる、絶妙なハンドルの長さにこだわった。
クローズアップしたマテリアルは「サンブレラ」。これは1961年にアメリカで誕生した機能的ファブリックで、マリンボート、テント、オーニングなどに採用されてきた機能重視の素材だ。強い日差しや風雨に耐え、屋外での長時間の使用を想定した撥水性や防汚性を持ち、アクリル100%の特性により防カビ性も備えている。
店舗の雨よけや船舶用のカバーなど、長い期間風雨に耐える素材として開発された「サンブレラ」。その撥水性と防汚性は頼もしい限り。
今回、この機能重視のサンブレラ素材を使って完全オリジナルのトートバッグを『大人の逸品』編集部が「シルバーレイククラブ」に依頼。遂に完成したのが本品である。
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