
今シーズンはインフルエンザの流行開始が早いと言われ、12月の時点から患者数が増え、お正月が明けた今、さらなる感染拡大が予想されている。
だからこそ、しっかりと対策を講じておきたいところだが、世間の人たちはどのようなインフルエンザ対策をしているのだろうか?
そこで今回、『j.air 空間清浄器』を販売する会社「KAGURA」による、1,122人を対象にした「インフルエンザ対策」に関するアンケート調査の結果を紹介していきたい。
6割近くが『インフルエンザ対策をしている』と回答。具体的な対策方法とは
まず「インフルエンザ対策はしているか」と尋ねる調査が行われたところ、6割近くが『はい(57.8%)』と回答した。
「具体的にどのような対策をしているか(複数選択可)」と尋ねる調査が行われたところ、『手洗いうがい(82.5%)』という回答が最も多く、次いで『マスク(58.0%)』『予防接種(55.8%)』『空気清浄機フル稼働(31.2%)』『除菌ジェル(20.7%)』となった。
ではここで、アンケート結果をもとに、3つのインフルエンザ感染経路について紹介していく。
■接触感染
上記アンケートで8割以上が「手洗いうがい」と回答した。感染者が咳やくしゃみをするときに口を押さえた手には、インフルエンザウイルスを大量に含む分泌物が付着している。
電車やバスのつり革やドアノブ、電気のスイッチなどを触った手で、物を食べたり口や鼻に触れたりすることにより感染するため、こまめに手洗いうがいをすることでインフルエンザ感染を防ぐことが可能だ。
■飛沫感染
感染者の咳やくしゃみで、インフルエンザウイルスを含む唾液や鼻水が周囲に飛び散ることによって感染する。上記アンケートではその予防として「マスク」という回答が挙げられた。
■空気感染
インフルエンザウイルスが空気を介して感染する。室温が低く乾燥している閉め切った部屋は、インフルエンザウイルスの感染力が長時間保ちやすい環境だ。上記アンケートでは「空気清浄機フル稼働」と回答した方がわずか3割という結果になった。
空気感染の危険性を考えると、除菌効果のある空気清浄機を使い自宅の空気環境を整えることも、重要なのかもしれない。
6割が「自宅の空気環境に気を使っている」と回答。そのきっかけとは
前項で、インフルエンザの空気感染を防ぐためには、自宅の空気環境を整えることが重要だと考えられた。ここからは、自宅の空気環境について尋ねる調査の結果を紹介していく。
「自宅の空気環境について困っていることい(複数選択可)」を尋ねる調査が行われたところ、『乾燥している(51.4%)』という回答が最も多く、次いで『ホコリっぽい(26.4%)』『快適(18.3%)』『湿気(14.5%)』『こもっている(12.8%)』『ニオイがとれない(11.8%)』となった。
乾燥している室内はインフルエンザに感染しやすい条件が整っている。特に冬は、乾燥しやすい季節であるため注意が必要だ。
また、少数ではあるが、「ニオイがとれない」という回答が挙げられた。ペットを飼っている人やタバコを吸っている人は、自宅のニオイ問題に悩まされているのではないだろうか。
続いて、「自宅の空気環境に気を使っているか」と尋ねる調査が行われたところ、6割が『はい(60.2%)』と回答した。
その理由としては、『自身の風邪・インフルエンザ予防(74.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『ペットのニオイ対策(37.9%)』『子どもや高齢者の風邪・インフルエンザ予防(28.1%)』『食べ物のニオイ対策(22.7%)』『タバコのニオイ対策(17.8%)』となった。
■自宅の空気環境に気を使うようになったきっかけ
・「ペットを飼い始めてニオイが気になったから」(30代/女性/自営業・自由業)
・「昨年、家族がインフルエンザにかかったから」(50代/女性/パート・アルバイト)
・「孫が生まれ、家に来るようになった」(50代/男性/経営者・役員)
・「友人を招いたときにニオイを指摘された」(50代/男性/会社員)
自身の体調管理はもちろんだが、自己管理が難しい子どもや高齢者の為に自宅の空気環境に気を使っているという人がいるようだ。
空気清浄機に求める機能は何か?
自宅の空気環境を整えるために、空気清浄機の使用を考える人は多いことだろう。そこで、空気清浄機に関する意識調査も行われた。
「空気清浄機に求める機能(複数選択可)」を尋ねる調査が行われたところ、『除菌(65.1%)』と回答した方の割合が最も多く、次いで『加湿(60.4%)』『脱臭(59.9%)』『ホコリ対策(55.2%)』『除湿(43.9%)』ととなった。
インフルエンザ感染の恐れがある今の季節、やはり空気清浄機に「除菌」を求める方が多いようだ。また、冬は乾燥の季節であるため、「加湿」という回答も多く集まった。
さらに、「空気清浄機の使用で大変なこと(複数選択可)」を尋ねる調査が行われたところ、7割近くが『フィルターのホコリ(69.8%)』と回答し、次いで『水タンクの交換(43.1%)』『カビ(41.6%)』『音(19.9%)』『サイズ(13.3%)』となった。
【調査概要 :「インフルエンザ対策」に関するアンケート】
■調査日 :2019年12月9日(月)
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :1,122人
■調査対象 :全国30代以上の家庭を持っているまたはペットを飼っている方
■モニター提供元:ゼネラルリサーチ
出典元:KAGURA株式会社
https://kagura.co/
構成/こじへい
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