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自分が発信源にならないために覚えておきたいフェイクニュースが装う7つのタイプ

2020.01.12

 いわゆる“フェイクニュース”が社会問題として取り沙汰されるようになって以来、明らかなウソやデマはすぐに発見され広がり難くなってきている感もある。しかしそこに思いがけない盲点があった。“フェイクニュース”の発信源が実は自分自身である可能性が大いにあり得るというのだ。

フェイクニュースの発信源は自分自身だった?

“ダイバーシティ”を認める世界的な潮流もあり、人々の多くは同性婚に賛成であるといわれている。また2016年の米大統領選でトランプが対策を公約したメキシコ人移民の問題は、近年ますます深刻になっているとアメリカ人の多くが感じているといわれている。

 米・オハイオ州立大学の研究チームが2019年12月に「Human Communication Research」で発表した研究では、110人の参加者に一般的に関心が高いソーシャルな話題とそれに付随する数値データを見せて暗記してもらい、その後に記憶力テストを課す実験を行っている。

 実験では4つの社会的な話題が提示されたのだが、そのうちの2つは一般的なイメージからは意外な数値データが示される話題であった。

Phys.org」より

 たとえば同性婚の話題については、多くが抱く印象と同じように、賛成が反対を上回っているという数値データが伴っていた。しかしメキシコ人移民問題については、最近になってますます問題が深刻化していると多くが感じているのに反し、メキシコ人移民の数は2007年から2014年で11.7%減っていることがデータで示されているのである。

 記憶力テストの回答データを分析したところ、メキシコ人移民問題のような一般的なイメージと数値データが食い違っている話題については、誤答になる確率が有意に高まっていることが浮き彫りになった。最近になって大きく取り上げられるようになったメキシコ人移民問題であるだけに、決して少なくない数の参加者が、2007年よりも2014年のほうが移民の数が増えていると誤って記憶していたことになる。

 これはつまり印象と数字が一致しない場合、無意識的に自分の中で“フェイクニュース”をでっちあげてしまうことがあり得ることを示唆している。自分で自分に信じ込ませたこのフェイクニュースをよもや他者に伝えてしまうようなことがあれば、それはすなわち立派な偽情報発信源である。これを避けるには、自分の中に“バイアス”があることを常に自覚し、数字などは“ダブルチェック”を徹底することが求められるだろう。

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