
インターノウスが35歳以下のエンジニア101名にキャリアについての調査を実施したところ、若手エンジニアの約9割が生涯エンジニアを希望しており、7割が正社員として働きたいと考えていることが明らかになった。また、リモートワークやワーケーションなど、時間や場所に縛られない働き方を希望している割合が高いことが判明した。
若手エンジニアの9割が、生涯エンジニアを希望
若手エンジニアに将来のキャリアについて質問したところ、90%がエンジニアとして働き続けたいと回答。この結果から、エンジニアはキャリアチェンジ志向は低く、生涯エンジニアとして働きたいと考えている人が多いことが分かった。
目指すキャリア像は、技術スペシャリストが6割と最も高い。
若手エンジニアに目指すキャリア像について質問したところ、1位が56%で技術スペシャリストを希望。次いで2位CTO・PMなどマネジメント層、3位ITコンサルの順。この結果から、技術志向のエンジニアが多数派で、マネジメント層・ITコンサルなど、キャリアアップやキャリアの幅を広げたいと考えるエンジニアは少数派だという事が分かった。
正社員雇用希望者が約7割と多数。
若手エンジニアに理想の働き方について質問したところ、正社員と回答した割合が、通常勤務とリモートワーク併せて、73%。その中でもリモートワークで働くことを希望している若手エンジニアが39%と最も多い結果となった。
副業者比率は全国の約3倍。副業へ積極的に取り組む傾向
若手エンジニアに現在の副業状況を質問したところ、13%が副業していると回答。副業している人の主な業務は、1位が「投資」と「講師」、2位が「ウェブコンテンツなどの制作や開発」と「YouTuber」だった。
副業による収入は1~3万円が最も多く、ついで10万円以上となった。この結果から、若手エンジニアは、全国の副業者比率4%※と比較すると3倍ほど高く、月10万円以上収入を得ている20%を占めるなど、副業には積極的に取り組んでいることが判明した。
調査概要
調査エリア:全国
調査対象者:17歳~35歳 男女 エンジニアとして就業している方
回収サンプル数:101サンプル
調査期間:2019年8月20日(火)~8月28日(水)
調査方法:自社サービス利用者に対してアンケートを実施
構成/ino
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