
1954年に第1作が公開されてから、世界中の映画ファンを魅了し続ける、日本が誇る怪獣映画の金字塔「ゴジラ」。
今回グランドセイコーから、ゴジラの生誕65周年を記念したコラボレーション数量限定モデルが発売された。
セイコーとゴジラの間には、同作品内において、銀座に上陸したゴジラが和光本館にそびえる時計塔を破壊した歴史がある。
本作は、そうした過去の縁と全てのモンスターの王であるゴジラの力強さと威厳をいたるところに宿した、アニバーサリーにふさわしい特別なモデルに仕立てられている。
ゴジラの生誕65周年を記念したコラボレーション数量限定モデル
コラボレーションモデルだけの特別仕様として、裏ぶたには1954年の第1作を彷彿とさせる、銀座の街を破壊するゴジラと和光本館の時計塔の姿が映し出されている。
この裏ぶたのデザインは、「シン・ゴジラ」で監督・特技監督を務めた樋口真嗣氏が、このコラボレーションモデルのためだけに、グランドセイコーのアイコンである「獅子」をオマージュして作り上げた完全オリジナルのゴジラとなる。
搭載するムーブメントは、誕生20周年を迎えた独創の機構「スプリングドライブ」。本作では、平均月差±10秒を誇る特別精度のキャリバー「9R15」を採用している。
強烈なインパクトを放つ深紅のダイヤルには、ゴジラの口から放たれる、怪獣王の代名詞とも言える「放射熱線」をモチーフにした、力強い放射パターンが施されている。
鮮やかで印象的なダイヤルに見劣りしない立体的で大きな針やインデックスは、日中はもちろん、それぞれに塗布されたルミブライトによって夜間でも高い視認性を実現。
ブランドの哲学に則り、高い実用性を追求している本作は、グランドセイコーだからこそ成しえる、スポーティデザインといえるだろう。
世界限定650本で希望小売価格は1,300,000円+税。
構成/ino