人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

iPhone 11、Google Pixel、Galaxy A20、AQUOS sense3、2019年に発売された最新スマホの進化を検証

2019.12.30

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議

スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回は2019年に発表されたスマホ端末を振り返ります。

3万円台で使い勝手抜群の端末が続々登場した2019年

房野氏:2019年は分離プランや端末割引の規制、「契約解除料1000円」などで総務省に携帯電話業界が振り回され、10月には電気通信事業法が改正されました。
 そんな中「iPhone 11」シリーズが発売されました。また、2019年はミドルレンジ、ローレンジのスマホ端末の活躍が目立ちました。2019年の端末に関して、みなさんどう思われますか?

房野氏

石川氏:分離プランになり、SIMロック解除しやすくなったことで、キャリアが尖った端末を調達しなくなるんじゃないかと思っています。サムスンの「Galaxy Fold」が典型的。auが取り扱っており、自分もauから買いましたけれど、すぐにSIMロック解除をしてドコモのSIMカードを入れて使っています。
 キャリアがリスクをとって尖った端末を作ったり調達したりしなくなり、無難な端末しか出てこなくなることを懸念しています。分離プランになるとメーカーが主語になる。そうなると売れるものしか作らない。楽しくないなって思いますね。

Galaxy Fold

石川氏

法林氏:そこで期待はXiaomi(シャオミ)ですよ、とか言わないの?

法林氏

石野氏:Xiaomiの「Mi Note 10」はデザインが「HUAWEI P30 Pro」にそっくりでビックリしました。
 端末でいうと、2019年は最初にフォルダブルが出てきて、ミドルレンジが使いやすくなったというか、3万円くらい払えば十分だといえる性能になった。「P30 lite」とかもそう。楽天モバイルの回線テストをする時に、割としっかり使ったんですけど、そりゃハイエンド端末に比べればカメラの作りがいまいちなところがあったりしますが、普通にサクサク動くし、これでいいじゃんって思えた。シャープも「AQUOS sense3」でSnapdragon 600番台を搭載していて、3万円くらいの端末はまったく問題なく使える。そういう端末が増えてきたなという感じがします。

Mi Note 10

HUAWEI P30 Pro

石野氏

石川氏:ファーウェイは政治的に難しい立場にいますが、サムスンとファーウェイのポジションは面白いと思っています。Snapdragonを使わずに安い端末を作っているのが注目点。Snapdragonは型番で端末の性能がなんとなくわかる。安い端末が出ても、チップセットはSnapdragonの600番台だと、性能と価格がある程度想像できるけど、「Galaxy A20」が使っているチップセットが「Exynos 7884B」だよって言われても、果たしてどれくらいの性能かよくわからない。思い切り安く作ることもできるだろうし、こうなってくるとミドルレンジのスマホはまだまだ伸びそうだと思います。

Galaxy A20

Exynos 7884B

法林氏:ドコモは「あのGalaxyがこの値段」といってアピールしている。このスペックで言うなよって思う。

石野氏:ファーウェイ自製のチップセット「Kirin」も、型番をSnapdragonより百の位を意図的に1つ上げていたりしますからね。Kirin 900がSnapdragon 800番台。

石川氏:確かにKirinの900番台がハイエンドで、Snapdragon 800番台の対抗なんだよね。

石野氏:ミドルレンジのモデルもKirin 700番台なんですよね。

法林氏:ゴリゴリのFPSゲーム(ファーストパーソン・シューティングゲーム)をやるとかじゃない一般的な用途だったら、Snapdragon 600番台でほぼ問題はない。動画もちゃんと見られるし普通に使える。「AQUOS sense3」が売れる理由はよくわかる。

AQUOS sense3

石野氏:「OPPO Reno A」があんなに在庫がない理由もわかる。

OPPO Reno A

法林氏:Reno Aはあまり数が仕込まれていないらしいね。

石野氏:そうなんですよね。ちょっと入荷して完売、ちょっと入荷して完売って感じ。

法林氏:楽天モバイルでも、売れている端末のトップはシャープらしいよね。

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年9月16日(水) 発売

DIME最新号の特別付録は「マルチレンチ&ツール14」!特集は「オンラインビジネス入門」「Z世代の新・経済学」「軽自動車」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。