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投資家1000人に聞く長期的成長が期待できる分野TOP3、3位環境エネルギー、2位ロボット工学、1位は?

2020.01.05

令和最初の“日本株式市場を表す漢字”は「乱」

投資家は、去年1年の株式市場についてどのように感じているのだろうか。株式投資家(558名)を対象に、2019年の日本株式市場を表す漢字1文字を尋ねる調査が行われたところ、1位「乱」(31名)、2位「災」(21名)、3位「迷」「平」(いずれも17名)、5位「昇」「上」「税」「低」(いずれも13名)となった。

それぞれの漢字を選んだ理由をみると、「乱」では『乱高下が目立ったから』や『外的要因により株価の上下が激しかったから』、「災」では『災害や国際的な混乱により市場の変化が生まれたから』、「迷」では『不安定で、意味不明な株価の上下が多かったから』、「平」では『株価の極端な暴騰や暴落がなかったから』といったコメントがみられた。[図12]

2018年の調査結果と合わせてみると、2018年の1位は「乱」、3位は「迷」と、今回の調査でも同じ漢字が挙げられた。[図13]

[図12]

[図13]

令和元年の投資損益 投資家の44%が「プラス着地」を予想

現役投資家(790名)を対象に、去年1年の投資の損益着地予想を尋ねる調査が行われたところ、「大幅にプラス着地」は4.4%、「ややプラス着地」は39.5%で、合計した『プラス着地』は43.9%、「ややマイナス着地」は15.3%、「大幅にマイナス着地」は5.6%で、合計した『マイナス着地』は20.9%となった。

“乱”と表現された2019年の株式市場だったが、結果的にはプラスの着地に落ち着くと予想している人が多いようだ。

過去の調査結果と比較すると、『プラス着地』と回答した人の割合は、2017年62.0%→2018年34.0%→2019年43.9%と、昨年みられた下降傾向から一転、上昇に転じる結果となった。[図14]

[図14]

年代別にみると、プラス着地を予想した人の割合が高かったのは20代(49.4%)と30代(49.7%)だった。20代や30代では、ロボアドバイザー投資やテーマ型投資の利用率が他の年代と比べて高い傾向がみらたが、新サービスに取り組むことで利益を出せたという人もいるのではないだろうか。[図15]

[図15]

投資家が注目! 経済分野における今年の流行語 TOP3「AI」「5G」「キャッシュレス決済」

次に、去年1年、投資家が注目していたニュースについて質問が投げかけられた。

現役投資家(790名)を対象に、今年(2019年)の経済分野の流行語(トレンドワードや新興の分野、技術、産業など)を尋ねる調査が行われたところ、1位「AI(人工知能)」(80名)、2位「5G」「キャッシュレス決済」(いずれも47名)、4位「消費税増税」「米中貿易摩擦」(いずれも30名)となった。

日々進化しているAIについて、注目していた投資家が多いようだ。また、「○○ペイ(PayPayなど)」(6位、13名)や「軽減税率」(10位、9名)といった、消費税増税に伴う経済政策に関連したワードも上位に挙げられた。[図16]

[図16]

積極的に投資を進めようと思うきっかけとなったニュースを尋ねる調査が行われたところ、1位「老後2,000万円問題関連」(89名)、2位「消費税増税」(58名)、3位「東京2020オリンピック関連」(44名)、4位「株価上昇・株高」「新元号関連」「年金問題関連」(いずれも31名)となった。

去年話題となった“老後2,000万円問題”だが、このニュースを見聞きして投資の必要性を感じた人が多いのではないだろうか。また、オリンピック特需に期待して投資を進めたくなったと感じた人も少なくないようだ。

他方、投資に対して消極的になるきっかけとなったニュースを尋ねる調査が行われたところ、1位「米中関係関連」(127名)、2位「消費税増税」(83名)、3位「災害(台風など)」(49名)、4位「景気後退・企業の減益」(38名)、5位「トランプ大統領関連」(34名)となった。米中貿易摩擦を不安視していた投資家が多いことがわかった。[図17]

[図17]

消費税増税対策の評価 「キャッシュレス決済へのポイント還元は効果的だと思う」71%

2019年の10月に行われた消費税増税では、ポイント還元や軽減税率などの経済対策が取られ、話題となった。では、投資経験者は対策の効果をどのように感じているのだろうか。

全回答者(1,000名)を対象に、2019年の消費税増税に伴う景気対策について、効果的だと思うか、効果的ではないと思うか、それぞれの対策について尋ねる調査が行われた。

【キャッシュレス決済へのポイント還元】では、「非常に効果的だと思う」は20.8%、「どちらかといえば効果的だと思う」は50.0%で、合計した『効果的だと思う』は70.8%、「どちらかといえば効果的ではないと思う」は20.3%、「全く効果的ではないと思う」は8.9%で、合計した『効果的ではないと思う』は29.2%となった。キャッシュレス・ポイント還元事業について評価している人が多いようだ。[図18]

【プレミアム付き商品券】では、『効果的だと思う』は38.3%、『効果的ではないと思う』は61.7%で、評価していない人のほうが多くなった。[図19]

[図18]

[図19]

教育・育児の分野に関して、【幼児教育・保育の無償化】では、『効果的だと思う』は57.0%、『効果的ではないと思う』は43.0%となった。[図20]

[図20]

住宅の購入に関して、【次世代住宅ポイント】では、『効果的だと思う』が45.7%、『効果的ではないと思う』が54.3%で、効果に懐疑的な人がやや優勢となった。[図21]

[図21]

【住宅ローン減税の拡充】では、『効果的だと思う』が62.6%、『効果的ではないと思う』が37.4%で、効果を評価している人が多数派となった。[図22]

[図22]

また、自動車の購入に関して、【自動車取得税の廃止&環境性能割の導入】では、『効果的だと思う』が64.1%、『効果的ではないと思う』が35.9%となった。[図23]

[図23]

長期的成長が期待できる分野の予想は? 1位「AI・自動運転車などの知能化技術」2位「ロボット工学」

投資経験者を対象に、2020年以降の経済や社会情勢についてどのようにとらえているのだろうか。

まず、全回答者(1,000名)を対象に、“今後、長期的に成長の期待が持てそうだ”と感じる市場(産業)を尋ねる調査が行われたところ、「知能化技術(AI・自動運転車など)」(55.3%)が最も高く、次いで、「ロボット工学(家庭用・産業用ロボットやドローンなど)」(46.9%)、「環境エネルギー(水素燃料など)」(40.5%)、「先進医療(再生医療・遺伝子治療など)」(31.5%)、「バイオ・創薬」(30.2%)となった。AIの分野に期待を寄せている人が多いようだ。また、医療の分野で将来性を感じている人も多いことがわかった。

年代別にみると、20代では「ゲーム(VR・位置情報ゲームなど)」(23.0%)が他の年代と比べて高くなった。VRやAR技術を応用したゲームが誕生し、話題となっているが、新感覚のゲームを生み出す市場に期待感を抱いているのは20代のようだ。[図24]

[図24]

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