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投資家1000人に聞く長期的成長が期待できる分野TOP3、3位環境エネルギー、2位ロボット工学、1位は?

2020.01.05

投資家の目から見て、昨年2019年の日本株式市場はどのように映ったのだろうか。また、2020年はどのような見通しを立てているのだろうか。

そこで今回、スパークス・アセット・マネジメントによる「2019年の日本株式市場の振り返りと、2020年の展望に関する意識調査」が行われたので、その結果を紹介していきたい。

なお本調査は、2019年11月14日から16日にかけて、全国の20~79歳の投資経験者1000名を対象にして行われている。

今年が投資元年の“投資デビュー組” 投資家の14%、20代女性投資家では41%

全国の20~79歳の投資経験者1,000名(全回答者)を対象に、現在の投資状況について尋ねる調査が行われたところ、「現在、投資をしている」と回答した“現役投資家”は79.0%、「過去に投資をしていたが、現在はしていない」と回答した“投資離脱者”は21.0%だった。[図1]

[図1]

次に、投資の経験年数を尋ねる調査が行われたところ、現役投資家(790名)では、「今年、投資を始めた」が14.4%、「1~3年程度」が24.2%、「4~6年程度」が13.4%、「7~9年程度」が7.8%、「10年以上」が40.1%となった。

性年代別にみると、「今年、投資を始めた」と回答した人の割合が最も高かったのは、20代女性で41.2%だった。他の層と比べて、20代女性には“投資デビュー組”が多いことがわかった。[図2]

投資離脱者(210名)についてみると、投資の経験年数は、「1年未満」が20.5%、「1~3年程度」が24.3%で、合計した『3年以下で離脱』が44.8%だった。長期の投資を行わずに投資から離れてしまった人は少なくないようだ。また、「4~6年程度」は20.0%、「7~9年程度」は6.2%、「10年以上」は29.0%だった。[図3]

[図2]

[図3]

投資家の68%が「日本株式」に投資、「投資信託」を活用している投資家は50%

では、どのような金融資産が投資対象として人気なのだろうか。

現役投資家(790名)を対象に、現在投資している金融資産を尋ねる調査が行われたところ、「日本株式」(67.7%)が最も高く、次いで、「投資信託(「REIT」以外)」(49.9%)、「外貨(FXを含む)」(18.9%)、「外国株式」(13.2%)、「日本公社債(国債/地方債・社債など)」(10.9%)となった。投資対象としては日本株が人気のようだ。

性年代別にみると、「仮想通貨」は20代男性(24.7%)、「金(ゴールド)・プラチナ」は30代男性(15.9%)、「REIT」は60代・70代男性(18.7%)、「日本公社債」は50代女性(18.7%)が、それぞれ他の層と比べて高くなった。[図4]

[図4]

投資離脱者(210名)を対象に、過去に投資していた金融資産を尋ねる調査が行われたところ、「日本株式」(63.3%)が最も高く、以降、投資信託」(35.2%)、「外貨」(22.4%)、「日本公社債」(12.9%)、「外国株式」(9.0%)が続いた。[図5]

[図5]

共通ポイントで投資ができる“ポイント投資” 投資経験者の25%が利用、昨年調査から9ポイント上昇

次に、最近注目が集まっている各種投資方法について質問が投げかけられた。

全回答者(1,000名)に、共通ポイントなどで投資できる“ポイント投資”をしているか尋ねる調査が行われたところ、「している」は24.8%、「していないが、したいと思う」は34.6%、「したいと思わない」は40.6%となった。手軽に投資を始められるきっかけになることで注目されているポイント投資だが、すでに取り組んでいるという人は少なくないようだ。

年代別にみると、「している」と回答した人の割合は若い年代ほど高く、20代では43.5%だった。[図6]

[図6]

ポイント投資をしている人の割合を2018年の調査結果と比較すると、2018年16.2%→2019年24.8%と8.6ポイント上昇した。

年代別にみると、20代では2018年33.5%→2019年43.5%、30代では2018年20.5%→2019年36.0%と、どちらも10ポイント以上の上昇となった。若い年代では、ポイント投資の取り組みやすさを実感している人が増えているのではないだろうか。[図7]

[図7]

続いて、ロボットが資産運用を代行してくれる“ロボアドバイザー投資”をしているか尋ねる調査が行われたところ、「している」は8.2%、「していないが、したいと思う」は34.8%、「したいと思わない」は57.0%となった。AI(人工知能)を投資分野に応用したサービスであるロボアドについては、3人に1人が利用意向を示したものの、まだ広くは普及していないようだ。

年代別にみると、「している」と回答した人の割合が最も高かったのは20代(17.0%)だった[図8]

[図8]

好きなテーマを選ぶと最適な銘柄を自動で選択してくれる“テーマ型投資”をしているか尋ねる調査が行われたところ、「している」は5.7%、「していないが、したいと思う」は33.4%、「したいと思わない」は60.9%となった。“ロボアドバイザー投資”と同様に利用意向を示した人は少なくないものの、まだ広くは普及していないようだ。

年代別にみると、「していないが、したいと思う」と回答した人の割合は、30代で最も高く40.0%となった。[図9]

[図9]

また、ネット上でお金を借りたい企業を仲介してもらい投資できる“ソーシャルレンディング投資”をしているか尋ねる調査が行われたところ、「している」は5.1%、「していないが、したいと思う」は18.2%、「したいと思わない」は76.7%となった。[図10]

[図10]

投資家が行いたい“ESG投資” 投資候補先1位は「再生可能エネルギーの利用に取り組む企業」

投資先を考える際、財務情報だけではなく、環境(environment)、社会(social)、ガバナンス(governance)への取り組みを行っている点を評価し、投資先を選定して行う投資を“ESG投資”といい、最近注目が集まっている。では、投資家は、投資先を選定する際にどのような点を評価するのだろうか。“ESG投資”に関して、どのような企業であれば投資意欲が高まるか、質問が投げかけられた。

現役投資家(790名)を対象に、投資意欲が高まるのは、どのようなことに取り組んでいる企業か尋ねる調査が行われたところ、「再生可能エネルギーの利用」(29.5%)が最も高く、次いで、「環境問題の解決」(26.7%)、「持続可能な開発目標(SDGs)」(22.2%)、「コンプライアンス(法令遵守)体制の整備」(20.4%)、「働き方改革」(18.6%)となった。

環境への取り組みに積極的に取り組んでいる企業を投資対象として評価したいと考えている投資家が多いようだ。

年代別にみると、20代では「働き方改革」(25.9%)や「子育て支援」(20.0%)、30代では「子育て支援」(20.6%)、40代では「ステークホルダーに対する情報開示」(21.7%)、60代・70代では「環境問題の解決」(31.7%)や「コンプライアンス体制の整備」(26.9%)が、それぞれ他の年代と比べて高くなった。[図11]

[図11]

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