事前申し込み必須! 常設されたワークショップも注目!
六本木ではできなかったことへのチャレンジとして、ワークショップが常設された。不定期での開催だが、ぬいぐるみやトートバック、お菓子作りなどが体験できる。どの世代の人も楽しめる内容にしているとのことだ。詳細はホームページから確認してほしい。
世界に1つだけの、オリジナルのぬいぐるみを作れるのも嬉しい
鑑賞した後は、ピーナッツ カフェで一休みしよう
スヌーピーミュージアムのすぐ隣に「ピーナッツ カフェ」がある。ここも必ず立ち寄りたい。窓が高く、日差しが柔らかく入ってくるのが印象的。また、その窓からは鶴間公園が見えるので、まるで自然の中で食事をしているような感覚を楽しめる。
メニューも魅力的なものばかりだ。テイクアウト用にレジャーシートもついたピクニックボックスも販売されているので、天気が良い日は公園で楽しみたい。
看板メニューはピクニックバスケット&プレート。デザートやドリンクも豊富
彩りが鮮やかで、特にサラダは多くの野菜を使っているように見えた。担当者にメニューについて聞くと、「ヘルスコンシャス」を意識しているとのこと。スヌーピーミュージアムがあるアメリカ西海岸では、健康志向を意識して体に良いものを取り入れたい人が多いため、ファミリー層にも安心して食べられるものを用意したそうだ。スヌーピーは女性ファンも多いので、見た目から喜んでもらえることも大切にしているとのことだ。
こだわりがいっぱい詰まったピーナッツ カフェでは、さらにグッズも購入できる。プレートを使って、このカフェの雰囲気を家でも再現したくなるだろう。
これから南町田に行けばいつでもスヌーピーに会える。スヌーピーが教えてくれることとは
自然あふれる南町田に移転し、いつでもスヌーピーの世界を楽しめるようになった。大げさかもしれないが、スヌーピーミュージアムはこれから地域に根差し、多くの人の人生に長く、深く関わって欲しいと感じた。
例えば、子供の頃は好きなキャラクターに会いに、英語の勉強も兼ねて訪れる。キャラクターたちを通して、人には色々な性格があり、それぞれ魅力的なところがあることを知っていく。寂しくなった時は、スヌーピーミュージアムに行けばたくさんの「仲間」に会うことができる。大人になり様々な経験をして、スヌーピーやキャラクターたちの一言に癒されたり、勇気づけられたりする。
筆者はある作品の前で立ち止まった。暖かい日差しの中で、ひざの上にスヌーピーを抱いたチャーリー・ブラウンが「これ以上望むことがあるかい?」と語る。自分が大切にしたいことは何なのかと改めて考えさせられた。スヌーピーミュージアムに行けば、その時の自分の感情にぴったりと訴えかけてくれる言葉に出会える。実は、大人が癒される場所なのかもしれない。
今まで見たことのないスヌーピーに出会ってドキドキとワクワクを、そしてホッとする癒しを求めて、ぜひスヌーピーミュージアムを訪れてほしい。
※チケットは日時指定制の前売券、当日券を販売(当日券は前売券の販売状況に余裕がある時のみ)。その他チケットやワークショップ等の詳細は、公式サイトでご確認ください。
©Peanuts Worldwide LLC
【取材協力】
スヌーピーミュージアム(公式サイト)
取材・文/Mami