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【スタートアップで働くという選択肢】「農地所有者の課題を解決し、シェア畑を作りたい」アグリメディア・野田和義さん

2019.12.30

野田和義さん

アグリメディア
農園事業本部 開発部 部長
野田和義さん(40歳)

【CAREER】武田薬品工業 → アグリメディア

COMPANY PROFILE

アグリメディア

創業:2011年
業種:農地活用事業ほか
本社所在地: 東京都新宿区西新宿4-15-3 住友不動産西新宿ビル3号館 6階
電話番号:03・6302・0023

サポート付き市民農園「シェア畑」(首都圏と関西に94か所展開)などの農地活用事業や農家の担い手不足を支援する「あぐりナビ」などのキャリア事業のほか、道の駅の運営、農業参入コンサルなど、農業界の広い領域で課題を解決する事業を展開している。

やることが尽きないって案外楽しいものです

 野田和義さんのケースは、ほかの人たちとは少々事情が異なる。

「創業者が、高校時代の同級生なんです。お互い社会人になっても定期的に顔を合わせる仲だったので、こういう会社を作るという話は事前に聞いていました」

 当初、一緒に働くとは思ってもみなかったが、野田さんが転職を意識し始めたタイミングと、アグリメディアが社員を増やすフェーズがたまたま合致したという。それが今から5年前。35歳でのジョインに迷いはなかった。

 野田さんの前職は武田薬品工業のMR。誰もが羨む人気職だが、職種への未練もなかったそうだ。

「ライバル企業との数%のシェア争いをする業務にやりがいを見いだせなくなったんです。それよりも自分のがんばりが会社の成長や、世の中の課題解決につながることを実感できる仕事を志向するようになりました」

 アグリメディアは農業そのものを発展させる目的で立ち上がったスタートアップ企業である。その事業のひとつには、有休農地を有効活用して都市生活者に農業を親しむ場を提供する市民農園事業がある。消費者が野菜づくりを実体験することで農業への理解や関心を高めようとしている。

 野田さんは、開発部の部長として新たな農園候補の土地仕入れを担当。土地の権利者と会って、折衝を行なうスキルは、ドクターへの営業を続けてきたMR歴10年の経験が生きている。

「農地所有者は、個々に異なる課題を抱えています。先祖代々、大切にしてきた農地への想いをくみ取りながら、課題解決の提案をし、シェア畑を作り上げていく業務には、非常にやりがいを感じています」

 一方で、待遇面について伺うと、確かに前職の年収よりも下がったという。「逡巡がなかったと言えば嘘になる」が、答えに揺らぐこともなかったという。創業者も同じく大手企業出身者。野田さんと同じく年収は下がっていたが、下がった給与と引き換えに、起業して以降、生き生きと前進する姿を横目に見ていて「収入よりも、やりがいこそが人生を賭する価値がある」と心に决めたそうだ。

 もともと贅沢をするタイプではないため、家族で普通に暮らす分には、現在の給与でも不自由を感じていない。

「何とかなるんじゃないか、という気持ちのほうが強かったし、万一失敗したらMRに戻ることもできる。今の会社を成長させることができれば、給与など結果は後からついてくるものだろうし、それもまたモチベーションに繋がるのかなと思いました」

 野田さんは、これからスタートアップ企業を目指す人たちに対して、こう話す。

「大企業の中にいると、ベンチャー企業が現場でどんなことをしているのか想像もつかないはず。でも、怖がらずにやってみるのが重要だと思います。やることが尽きないって案外楽しいものですよ」

JOIN DATA

■ ジョイン後の生活の変化は?
  自分の仕事が、会社の成長に直結していることを実感できます。

■ よかった(残念な)ことは?
  以前よりも、時間と人脈を大切にするようになりました。

■ 5年後のビジョンは何ですか?
  今以上に能力を磨いて、新事業の立ち上げに携わりたいです。

今回のジョインを採点すると → 90/100点

取材・文/土田貴史

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