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株主優待をリスク0で手に入れる「クロス取引」のしくみと注意点

2019.12.29

株主優待実施企業の株式を購入すると、株主優待が受け取れます。しかし、せっかく株主優待を受け取れても、株主優待の価値以上に株価が値下がりすると損をしてしまうことがあります。この元本が割れるリスクを回避して株主優待を得る方法として、クロス取引があります。その方法を詳しくご紹介します。

そもそも株主優待を受け取るには?株主優待目的の株式購入のリスク

株式は、購入するとすぐ株主になれるわけではなく、引渡期間として3営業日あり、購入日含め3営業日後に株主になれます。そのため、株主優待の権利確定日までに株主になるためには、権利確定日の3営業日前までに購入する必要があり、すなわちそれを「権利付最終日」といいます。例えば、株主優待の権利確定日が2019年12月末だとすると、証券取引所は年末年始休みになるため、12月30日が権利確定日となります。そうすると、3営業日前(土日祝を数えない)の12月26日が権利付最終日となります。

そして、株主優待が人気の株式は、通常権利付最終日までに株価が上がっていき、株主優待が受け取れない翌日の権利落日には株価が下がってしまう傾向があり、せっかく株主優待を受け取れても元本が下がってしまうリスクがあります。
その株価変動リスクを回避する方法が信用取引の「クロス取引」です。

株主優待を受け取り、株価変動リスクを回避する「クロス取引」とは?

「つなぎ売り」とは、株式の現物買いと信用取引の売り建を同じ価格・同じ銘柄で行うことです。

(例)A銘柄をクロス取引する場合
1.A銘柄が12月が権利月の銘柄である場合、権利付最終日の寄付(9:00)前に現物買と信用売の「成行注文」を同数量出します。
これは、同じ価格で注文を成立させるための注文です。

12/26同じ価格 A銘柄を1,000円で購入
A銘柄を1,000円で信用売り
この日は保有したままにします。
↓翌日A銘柄100円下落
2.翌日に現物の売りと信用の株の返却をします。
12/27 A銘柄現物株式900円(―100円)
A銘柄信用売り建900円(+100円)
→A銘柄の信用売り建を現物株式A銘柄で返済、―100円と+100円を相殺して完了。

信用取引って何?怖くないの?

信用取引とは、信用売り建は株価が下がると利益になり、上がると損になります。

信用売り建は株式が下がるほどプラスになるので、現物株式が下がっても現物株式を返済すれば損失は無くなります。逆も同じで現物株式が上がっても、信用売り建がマイナスになるので利益も無くなります。このように、クロス取引においての信用取引については、現物株を買っているため損益は相殺されるので、全く怖くありません。

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