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退職率の低下に寄与!コア人材の流出防止に不可欠な「エンゲージメント」の向上

2019.12.24

近年、中長期的に見た労働力人口の減少や、新卒・中途採用を問わない売り手市場の現状を踏まえ、多くの企業において人材採用の重要度・緊急度が高まっている。

そんな中、研究機関モチベーションエンジニアリング研究所は「エンゲージメントと退職率の関係」に関する調査を実施。今回は、多くの企業が課題として抱える退職率を取り上げ、「労働市場」におけるエンゲージメントの効果を定量的に検証した。

エンゲージメントと退職率の関係とは?

分析の結果、「エンゲージメント向上は、退職率低下に寄与する」ことが明らかになった。中でも特筆すべきは、エンゲージメント向上が、業務遂行を担う「メンバー層」だけでなく、その管理監督を担う「ミドル層」の退職率低下にも寄与する点である。この結果は、単なる「退職率改善」という枠組みでは語り切れない問題を示唆している。


「終身雇用」「新卒一括採用」「職能主義」といった特徴を持つ日本固有の「雇用システム」が、日本の高度経済成長期を支えてきたことはまぎれもない事実である。現在は「人材の流動化」に伴い、従来の「雇用システム」が揺らぎつつあるものの、大手企業をはじめとした多くの日本企業において、コア人材の長期雇用を前提とした育成や配置・登用が行われているのもまた事実である。

こうした状況において、一人前に育てた「メンバー層」の退職は、これまでの投資に対して期待した成果が得られなかったという点で、企業にとっては損失である。

他方で、「ミドル層」についてはどうか。将来の幹部候補となるコア人材の流出は、管理者不在による現場の混乱や投資に対する効果の域を超えて、暗黙的に今後も続くと考えられてきた「雇用システム」そのものの維持を危機的なものとするのだ。

また、その損失を埋めるのは不可能に等しいといっても過言ではない。今回の結果が示したことは、エンゲージメントの向上が、こうした「ミドル層」の流出を止める一助となることだろう。

言い換えれば、コア人材の長期雇用を前提として「雇用システム」を維持したいと考えるのであれば、エンゲージメント向上は、今後の経営における最重要課題になる時代が到来したといえるのではないだろうか。

「人材の流動化」が叫ばれる今だからこそ、従業員は何を期待し、何に満足しているのか、従業員の生の声を継続的にとり、真摯に耳を傾ける必要がある。

構成/ino

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