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平成時代の〝日本の東西の壁〟をプレイバック!30年前と比べて変わったものと変わってないもの

2020.01.11

【プレーバック 平成2年】「冷たい」東京人vs「がめつい」大阪人?

平成から令和になってはじめて迎えた年末・年始。おかげさまで「DIME」は昭和から平成、そして令和へと、時代を超えてトレンドを追いかけて来ました。今回は、1989年のベルリンの壁崩壊を受け、日本の東西を〝感覚〟の違いでジャッジした1990年の「DIME」バックナンバーを振り返ります。現代と、どう違うでしょうか?

西から見た「東」:ビジネス感覚

●関西では考えられないくらい、女子社員も「それは私の仕事でない」という割り切り方が強い(32歳男・食品メーカー 西・西)
●どちらにするか決めかねるとき、東京の広告代理店は「クライアントのそちらが決めてください」と相談に応じてくれない。自分の仕事の領分はここまで、という線引きが厳格(24歳女・生命保険 西・西)
●東京へ電話すると「今ちょっと忙しいんで」と冷たく切られることが多い。もっとも大阪の場合、忙しいかどうかを電話で聞き分けることができないと後でネチネチいわれる(27歳男·広告代理店 西・西)
●商談の電話で「毎度。今日はいい天気ですね」とあいさつしたら、「君、用件は?」。ビジネスのテンポの差を痛感した(41歳男・商社 東・西)
●東京は大阪より商談のスケールが大きく、情報も早い。たとえば、ベトナムの工場と合弁で事業をやろう、というような話が次々と出てくる(41歳男・空調メーカー 西・西)

※職業の後の東・西は左が生活している場所、右が出身場所。以下同。

西から見た「東」:言語感覚

●大阪のビジネス街で通用する方言、というほどのこともない言葉が東京では通じない。 フレッシュ=コーヒーに入れるミルク、レイコ=アイス·コーヒーなど (30歳男·出版 東・西)
●「コールバック」などの外来語や、「話が見えない」などの商談流行語を多用する人が多い(29歳男・新聞 西・西)
●受付嬢の言葉遣いを聞いて、「気の強い女や」と驚いた。後日、東西の言葉の違いとわかった(32歳男・出版 東・西)
●あいさつのつもりで「もうかってる?」と聞くと、長考して「エート今月は不調で…」などと生真面目にいう。別に「ぼちぼちでんな」と答えればいいのに! (30歳男・出版 東・西)

東から見た「西」:ビジネス感覚

●「考えさせてもらいます」という言葉は、東では「検討する」という意味だが、西では「NO」を意味する(39歳男・会社員 東・東)
●金額や条件などを正直に言わない。最初は必ず、ふっかけてくる。お互いに値切りながら煮詰めていくのが、関西流の商談法らしい(29歳男·アパレル製作 東・東)
●高いと値切られると思うのか、ギャラを安く、必要経費を水増しして請求書を書いてくるのが、関西のカメラマン(27歳男・PR 東・東)
●ソバ屋でソバが出てくるのに5分以上かかると、「こんな商売大阪で成り立つかー」といって、席を立って出ていった (30歳男・漫画家 東・東)
●商品宣伝の際には、採算性についての話が多く、そのための資料がたくさん用意されている(46歳男・製造販売業 東・東)
●関西では、取引先との関係よりも商品の価格 (安さ)を重視する。東京では取引先の方が重視される(31歳男・電気製造業 東・東)
●大阪人同士は、真面目な仕事の打ち合わせの席でも、くだらない冗談やダジャレを入れる(27歳男・広告代理店 東・東)
●請求書に一度OKしておきながら、土壇場になって「まけてくれ」という往生際の悪さ(34歳女・広告代理店 東・東)

東から見た「西」:金銭感覚

●大阪で接待を受けて寿司屋へ行き、帰りにおみやげを頼んでくれたのだが、たったひとつの上にぎりをねぎっていた(35歳男・会社員 東・東)
●ワリカンのとき、消費税まで割ろうとする (28歳男・生命保険 東・東)
●バーで、店の対応に不愉快な思いをして出ようとしたとき、大阪人は「まだ、この店でモトをとってない」と居座り、店側に何らかのサービスを要求し勝ち取った(29歳男·広告代理店 東・東)
●控え室でコーヒーが出されたが、後でコーヒー代として50円を入れる箱が回ってきた(27歳女·モデル 東・東)
●東西支店会合の後の飲み会で、東支店が誘った場合は東が払い、西支店が誘った場合は割り勘になる(45歳・営業マン 東・東)

まったくもって、個人的な意見が多数ですが、どうでしょ、30年前も今も互いの個性は互いに引けを取らないのでは? 

ちなみに、本企画の往時のシメは、<平成になっても、なお残る、冷血東京人VS商魂大阪人の〝壁〟。出張や転勤で、東から西、西から東と、〝壁〟の向こう側に行くことになったら、あなた自身が新しい〝壁〟を作らないように気をつけたい>と妙にしおらしいコメントにほっこり。


文/堀田成敏

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