
1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並び、三大流星群の一つに数えられる12月のふたご座流星群。株式会社ウェザーニューズではこのほど、ふたご座流星群の見頃となる 14 日夜~15日明け方の全国の天気傾向が発表された。
間近に迫った2020年を希望溢れる年にするべく、あなたも夜空を見上げて星に願いを掛けてみてはいかがだろうか?
気になる天気は?太平洋側は晴れて観測チャンス大!
14日は日本海で発生した低気圧が東に進みながら北日本を通過して雨や雪を降らせる。低気圧の通過後は西高東低の気圧配置になって、日本海側を中心に雨や雪のスッキリしない天気となるため、日本海側での流星観測は難しそうだ。
一方、 西・東日本の太平洋側では晴れて流星観測の期待大。ただし、師走らしい寒さで夜はグッと冷え込むため、万全の防寒が欠かせない。
※本予報は9日時点のもの。最新のマップはアプリ「ウェザーニュース」の『星空 Ch.』、またはウェザーニュースウェブサイト「ふたご座流星群」(https://weathernews.jp/s/star/gemini/)でご確認いただきたい。
月明かりを上手に避けて観測を
三大流星群のひとつ“ふたご座流星群”は、毎年多くの流星が出現し、一晩中楽しめるのが特長だ。
2019年は14日から15日にかけて流星群の活動が極大を迎える。予想極大時刻は 15 日未明2時ごろで、14 日の夜から15日の明け方にかけて流星の見頃となる。特に、放射点が空高く上がってくる21時以降の観測がおすすめ。
今年は明るい月が放射点のあるふたご座に位置して一晩中夜空を照らすため、観測条件はあまり良くない。空を広く見渡して、月から離れた方向を中心に観測するようにして欲しい。
出典元:株式会社ウェザーニューズ
構成/こじへい