
写真提供:福島わらじまつり実行委員会
〈日本一大きいわらじ〉福島県
巨人が履くような〝ジャンボわらじ〟を担いで、街を進撃? する「福島わらじまつり」。毎年8月に開催されるこの祭りは、江戸時代から400年以上続く「信夫三山暁まいり」を参考にしたものだ。福島市の中央部に位置する信夫三山(信夫山)にある羽黒神社の大わらじを、毎年2月の「暁まいり」で健脚を願って奉納する祭事があるのだが、この「福島わらじまつり」では、大わらじ(片足分)を奉納することで、「暁まいり」と合わせて一足(両足分)とすることで健脚を祈願している。
というと伝統を重んじた堅苦しい祭りのように感じるかもしれないが、そうでもない。長さ12mの大わらじパレードが会場内を練り歩き、昨年までは、なぜかレゲエ調の『平成わらじ音頭』に合わせて踊っていたそうな。今年は改元もあり、新たな「わらじおどり」をNHK連続テレビ小説『あまちゃん』のオープニング曲で有名な大友良友氏がプロデュース。またヒップホップ調の『ダンシングそーだナイト』で盛り上げたという。ジャンボわらじより、どんな祭りなのか、そっちが気になる!?
文/寺田剛治
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