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観戦するならテレビ?スマホ?年齢が若くなるほどオリンピックをタイムシフト観戦したい人が増加

2019.12.10

来年7月に開催される東京2020オリンピック・パラリンピック。開催前に様々な問題が噴出しているものの、始まってしまえば、日本中が全ての些末な出来事を忘れて熱狂すること間違いない。

では、そんな多くの人が観戦すると思われるオリンピック・パラリンピックだが、人気の視聴デバイスは何になるのだろうか?

そこで今回、東京2020オリンピック・パラリンピックの観戦意向や観戦デバイスに関するアンケート調査、さらには、視聴動向をひも解くうえで、ラグビーW杯に関する意識調査が併せて行われたので、その結果を紹介していきたい。

なお本調査は、視聴行動分析サービスを提供する企業「ニールセン デジタル」により実施されたものだ。

年齢が若くなるほどスマートフォンでオリンピック・パラリンピックをタイムシフト観戦する意向が高い

東京2020オリンピック・パラリンピックを「観戦するつもり」と答えた人はインターネット利用者のうち約半数(53%)で、リアルタイム視聴意向、タイムシフト視聴意向共に44%となっていた。

観戦意向の人が使用するデバイスをみると、タイムシフト視聴ではデジタルデバイスで観戦する予定の人が43%と、リアルタイム視聴の15%の約3倍になっていた。

また、タイムシフト視聴で観戦する際に使用するデバイスを年代別にみると、年齢が上がるにつれてパソコンを選ぶ人が多く、逆に年齢が下がるにつれてスマートフォンを選ぶ人が多いという結果に。

特に15-34歳では、スマートフォンを選ぶ人の割合が36%と、パソコンよりも多くなっていた(図表1)。

ラグビーワールドカップへの関心度は開催前の22%から試合ごとに増加し、最終的に43%に上昇

次に、現在のスポーツコンテンツ視聴を把握するために先日行われたラグビーワールドカップの観戦状況を見てみると、インターネット利用者の42%がいずれかのメディアを介して試合を観戦していた。

観戦していたタイミング別では、リアルタイム視聴が39%、タイムシフト視聴が34%となっていた。

観戦する際に使用していたデバイスをみると、リアルタイム視聴でもタイムシフト視聴でもテレビが最も多くなっていたが、タイムシフト視聴ではパソコンやタブレット、スマートフォンといったデジタルデバイスが27%と、リアルタイム視聴の13%よりも多くなっていた(図表2)。

ラグビーワールドカップに対して関心を持ったタイミングとしては、開催前から関心を持っていた人が最も多く22%となっていた。その後、日本代表チームの試合があるごとに関心を持った人が増加し、最終的には開催前の約2倍の43%になっていた(図表3)。

ラグビーワールドカップを観戦した理由としては、「日本代表の試合なので応援したいと思ったから」が52%で最も多く、次いで「日本開催だから」が38%、「周囲が盛り上がっていたから」が29%となった。

「もともとラグビーが好きだから」という理由で観戦していた人は16%で、観戦理由の6番目となっていた(図表4)。

当社シニアアナリストの高木史朗氏は、次のように述べている。

「大きな盛り上がりを見せたラグビーワールドカップですが、リアルタイムでテレビで観戦するだけでなく、様々なデバイスで観戦者それぞれの都合のいいタイミングで視聴されていた様子がうかがえました。

スポーツは他のコンテンツと比べて、出来る限りリアルタイムで観たいと思う人が多いと考えられますが、今大会ではリアルタイム視聴と同程度の人がタイムシフト視聴していた点が特徴的です。

周囲が盛り上がっていることをきっかけに観戦した人が多く、日本代表戦ごとに世間の興味関心が高まっていっており、リアルタイムでは関心は低かった『にわかファン』が、試合後に興味を持ってタイムシフト視聴で観戦をしたことも影響したと考えられます。

いよいよ来年2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、現時点で、今回のラグビーワールドカップを上回る44%の人が、タイムシフト視聴で観戦する意向と答えています。

日本で開催されることから、仕事時間などと重なって試合が見られないケースも多くなるため、タイムシフト視聴を予定している人が多いと考えられます。

そうすると、ラグビーワールドカップのように競技後に話題になり、後日インターネット上で観戦するという人も出てくるでしょう。

メディアとしては、タイミングやデバイス、コンテンツ形式など視聴者の多様なニーズが7月の開会式までにどのように変化してくるのか把握し、ニーズに合ったコンテンツの提供を準備していくことが重要でしょう。

また、広告主としてはターゲットがどのようなタイミング・デバイス・メディアで観戦したいと思っているのかを正確に把握したうえでコミュニケーションを取っていくことが重要でしょう。

Vol.2以降の調査ではそうした消費者の視聴意向の変化も明らかにしていきたいと考えています」。

出典元:ニールセン デジタル株式会社

構成/こじへい

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