
■茂木雅世のお茶でchill out!
「お茶を愉しむ」という言葉は、ただ単純に「お茶を飲む」という意味を指すだけではないように思います。
お茶を飲んでいる時の場所、時間、一緒に過ごす人の存在…
その時間や空間を含めて、お茶を味わうこと。
それが「お茶を愉しむ」ということなのだなあと私自身も最近改めて強く感じます。
そこにお茶があるだけでなぜだか心があたたかくなる、暮らしが変わる。
そういったお茶の持つ不思議な魅力を、世界中の人と分かちあいたい!と始まった静岡発のプロジェクトが、今年、様々なお茶の楽しみ方を提案しつづけています。
「茶事変」と名付けられたこの取り組み。
2018年~本格的に動き出し、最初はイベントを打ちあれこれと試しながら、核となるコンテンツを見出すため、試行錯誤を続けていたそうですが、その中から現在は、3つのコンテンツに集約されています。
茶畑の中のプライベートティーテラスを貸切できる「茶の間」
本格的なお茶のお酒で夜を楽しむことができる「宵茶」
そして五感を刺激する、サプライズに満ちたお茶席「碗」
中でも「茶の間」は毎週末、予約が入っている程、人気のコンテンツで、実は私も「行きたい!!」とずっとチェックしているもの。
静岡県内6カ所の茶畑の中に設けられた、絶景を見渡せるプライベートティーテラスをまるごと貸切にすることが出来、その茶畑で農家さんがつくっているお茶を頂きながら、のんびりと自由に時間を過ごすことが出来るのです。
訪れる人の4割は静岡県外からのお客様だそうで、ご夫婦やカップルといった2人で、貸切にする方が多いのだとか。
持ち込みも可能なので、お弁当やおやつを持参して、グループでのんびりとお茶のある時間を愉しむというのも最高ですよね。
ああ…知れば知る程、行きたい…!
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