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「今、何に投資したらよいか?」という問いに対して専門家はどう答える?

2019.12.03

「サラリーマン投資家」という言葉がよく聞かれるように、本業と掛け持ちで投資に精を出す人は多い。その一方で、「今、何に投資したらよいか?」という悩みを持っている投資家ビギナーの人も少なくないことだろう。

今回紹介する三井住友DSアセットマネジメンのシニアストラテジスト・市川雅浩氏によるレポートでは、この悩みに対する一つの答えが考察されている。

投資先に迷うのは、2段階の投資行動が関係、「今、何に投資したらよいか?」は第1段階の質問

例えば、個人投資家であれば、投資信託などを選定する際、何に投資すればよいの か迷うことが多い。確かに足元では、米中貿易協議の進展次第で、市場がリスクオン(選好) に傾くことも、リスクオフ(回避)に傾くことも想定される。

投資先に迷うのは、次のような2段階の投資行動が関係していると推測される(図表1)。投資信託を例に とれば、①市場の見通しに関する情報を収集し、投資信託を購入する。②その後、相場が投資判断に合致した 動きとなり、購入した投資信託に含み益が発生すれば、売却して利益を確定する。そして、再び①に戻り、これを 繰り返すという行動。「今、何に投資したらよいか?」という悩みは、①の段階での悩みということになる。

2段階の投資行動は一見効率的だが、第2段階で「いつ、売却したらよいか?」という迷いも生じる

この2段階の投資行動について、実際に相場が投資判断通りの動きとなれば、利益確定の機会を得られるため、一見、効率の良い投資行動のように思われる。

確かに、投資→利益確定、投資→利益確定を、長期にわたって繰り返せば、資産を増やすことは可能だ。しかし当然ながら、相場は必ずしも投資判断通りに動くとは 限らず、毎回、利益を確定できる保証はない。

また、仮に購入した投資信託に含み益が発生しても、今度は②の段階で、「いつ、売却したらよいか?」とい 新たな迷いが生る。つまり、もう価格が上がらないならばすぐに売りたいが、まだ上がるならばもう少し待ちたい、 という迷いだ。

もし、何とか利益確定が出来ても様々な判断に疲れてしまえば、しばらく投資は休みたいという気持ちになるのは当然だ。ただし、これはこれで、投資機会を逸してしまうことにもなる。

1つの答えは「複数資産への投資を検討しては?」というポートフォリオの考え方である

では改めて、「今、何に投資したらよいか?」という悩みに対する回答を導き出していこう。1つは、「複数資産への投資 を検討してはどうか」というもの。

例えば、単純に株式と国債に投資すれば、強気相場では株式の上昇が、弱気相場では債券の上昇が、それぞれ期待できる。そのため、相場の方向性が急変しても、過度に一喜一憂する必要はなくなる。このような複数資産の組み合わせを、「ポートフォリオ」という(図表2)。

一般に、株価が上昇すれば、国債価格は下落する傾向があるため、当初の資産配分に戻すには、株式を売って、国債を購入することになる。

つまり、売却・購入のタイミングは、相場の変動ではなく、資産配分の変動によることになる。この資産配分の調整を「リバランス」という。

また、ポートフォリオは継続保有できるので、 前述の投資機会を逸するリスクは低下する。なお、ポートフォリオの構築方法については、また別の機会に紹介していきたい。

出典元:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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