
「アイスクリーム・ブレンダーBJ」は、誰でも簡単に果物や野菜を活かした多層的なアイスクリームをつくることができる業務用の厨房機器。
「砕く、混ぜる、つなぐ。とてもシンプルに、素材をそのまま味わうために。」というキャッチコピー通り、アイスと果物・野菜を入れて混ぜるだけで誰でも簡単に素材のおいしさを活かしたアイスをつくることが可能。
また、農業用モーターを採用しているので硬く凍った果物も瞬時に粉砕することができるという。
アイスと素材の組み合わせ次第でレシピは無限に広がり、特産品や農作物を活かした、地域や店独自のオリジナルアイスをつくることが可能だ。
農家が抱えている悩みを聞いたことをきっかけに本製品の開発に着手したというBJは、農家の協力の元、試行錯誤を繰り返し完成。同社では、廃棄ロスや長時間労働など農業分野の抱える課題の緩和・解決を目的とし、農家自身が生産・加工・販売も行なう6次産業化へのスムーズな移行を後押ししたいとしている。
農家以外にも、全国の様々な店舗で導入され、地元の農産物を使ったアイスが作られることで、地域を盛り上げる強い見方として活躍。この背景が評価されグッドデザイン賞を受賞している。
地元岡山には、BJの旗艦店「畑でとれるアイスのお店AOBA」を開店。岡山の農産物でつくったアイスなどを提供するとともに、アイスの素材の生産者をご紹介する取り組みも行なっている。また、農家と一緒に商品開発を行なうオープンキッチンなど、岡山の農業の小さな拠点となる活動をしているほか、冷凍加工事業を通じて、廃棄ロスや長時間労働など農家の抱える社会課題の緩和・解決を目指した仕組みづくりを行なっているという。
下記公式サイトから購入することが可能で、前面・背面のカバー部分を、店のイメージに合わせ特注仕様にて製作することもできるとのこと。また、価格を抑えたベーシックモデルもラインナップされている。
関連情報
https://ice-bj.com/
構成/立原尚子