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自分の描いた分身をスクリーン上で動かしてプログラミング思考を育てるユニークな未来型STEAM授業の中身

2019.12.03

幼保無償化、学習指導要領の改訂など、今、子どもたちの保育・教育現場がめまぐるしく変化している。そのような中、先日11月7日に教育現場の最前線にいるA.L.C.貝塚学院、キャリアフィールド株式会社、一般社団法人 STEAM学習振興会 の3者が対談し、未来の教育現場について議論を交わした。

そして今、求められるグローバル人材育成を目指す、先駆的な未来の授業として、チームラボ開発のプログラミング教材を使用した『あそぶ!天才プログラミング教室の学校』の授業が公開された。どのような内容で、どのような能力が養われるのか、その概要を紹介する。

保育・教育現場をとりまく課題

2019年11月7日、都内で「幼小教育創会議」が開催された。認定外保育施設 A.L.C貝塚学院を運営する株式会社サンの執行役員 佐野順平氏、保育人材育成などを手がけるキャリアフィールド株式会社の代表取締役社長 都築裕一氏、STEAM教育を実践する一般社団法人STEAM学習振興会の事務局長 杉浦治氏が出席。保育現場、人材支援、テクノロジー教育というそれぞれの立場から意見を交換した。

キャリアフィールドの都築氏は、保育現場における人材流出について危惧。「保育現場=ブラックというイメージが先行している。年間約5万5千人の資格取得者がいるが、その中の3万人ほどは保育士にならない。アンケートでは、実習中に保育の道を諦める人が多いという結果も出ている」と指摘した。理由は、保育現場の内部構造が旧態依然であるということだ。縦割り社会、厳しい規律といった要素が若い人材の流出を招いている。

これに対しサンの佐野氏は「保育士は専門家。教育哲学を強く持っている人も多く、確かに昭和的な感じがある。OJTをルール化させることが大事ではないか」と述べた。

グローバル人材育成の一手となる新しい「プログラミング授業」とは?

子どもを教育する人材の課題もさることながら、幼少期におけるグローバル人材育成も懸念される。特に日本はアメリカや中国に比べ、AIや情報科学に関する研究開発と教育が立ち遅れているといわれる。小学校のプログラミング必修化はこの問題を解決する施策の一つとなっている。

本イベントではSTEAM学習振興会とチームラボが共同開発した『あそぶ!天才プログラミング教室の学校』の授業が紹介された。

STEAM学習とは「科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)」という5つの知識領域を獲得し、コミュニケーション能力や問題解決能力を身につけたグローバル人材育成を目的とするものだ。

●自分が描いた絵をスクリーン投影。タブレットで動かす

授業では、子どもが自分で描いた絵をスキャンし、スクリーンに投影する。画面に映った自身のアバターをタブレットで操作することで、プログラミング的思考を養う仕組みだ。

スクリーンに投影し、他の子どもたちのアバターと世界を共有しながら、タップ、ドラッグ、長押しなどの操作を組み合わせながら、“壁にぶつかった時は右に回る”などの動きを自分自身で指定することでアバターを動かす。杉浦氏は「幼少期からこのようなITツールやプログラミングに触れておくことは重要」と話した。

イベント当日は、貝塚学院の園児らが授業を体験。子どもたちは「僕が動いた」「このボタンで大きくなるよ」などと話しながら、ゲームを楽しむ感覚でプログラミングに触れていた。

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