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来年発売される2つの折りたたみデバイス「Surface Duo」と「Surface Neo」。OSへのこだわりを捨てたマイクロソフトがポストスマホを狙う

2019.12.07

『Surface Neo』『Surface Duo』

来年のホリデーシーズンに発売されることが明らかになった、マイクロソフトの2つの折りたたみデバイス。小さいほうには、Android OSが採用されるという。なぜマイクロソフトが、Androidデバイスを手がけるのか。最高製品責任者に聞いた。

「我々が手がけるのはスマートフォンではなく、『Surface』です」

「マイクロソフトがスマートフォンに再参入」と大きく報じられ、同社が発表したモバイルデバイスが注目を集めている。『Surface Neo』は9インチ、『Surface Duo』は5.6インチのディスプレイを2つ搭載する折りたたみ型のデバイス。『Neo』には2画面に最適化された独自の「Windows 10X」、『Duo』には「Android」をOSとして採用している。

 過去に独自OSのスマートフォン『Windows Phone』を手がけたが、撤退したマイクロソフト。なぜ今再び、しかもライバル関係にあるグーグルのAndroid製品を手がけるのか。同社の最高製品責任者であるパノス・パネイさんは、「これはあくまでも『Surface』であり、スマートフォンではない」と強調する。同社が目指しているのは、「Office 365」や「Teams」といったクラウドサービスを活用して、いつでもどこでも快適かつ効率的に作業ができるようにすること。そのために様々な『Surface』を手がけてきたが、唯一足りなかったのが「モバイル」だ。

 パネイさんは「Androidにはすでに数百万のアプリがあり、顧客のニーズに応えられる」と話す。『Neo』は現在、グーグルの協力のもと開発が進められていて、「マイクロソフトの最高な部分とAndroidの最高な部分を、兼ね備えた製品になる」という。マイクロソフトの最高な部分=クラウドサービスが快適に使えて効率的に作業ができるなら、もはやOSにこだわらないという見方もできる。

 この2製品は来年発売予定。コーポレート バイス プレジデントのマット・バーロウさんによれば、発売の1年も前に異例の発表をしたのは「開発者からの要望に応えるため」とのこと。OSを問わず、2画面で効率的に作業できるアプリが、多数登場することを期待したい。

『Surface Neo』『Surface Duo』

2画面に最適化された「Windows 10X」を採用し、マグネット式のキーボードも使用できる『Surface Neo』(右)と、Androidを採用する『Surface Duo』(左)。

パノス・パネイさん

マイクロソフト  最高製品責任者  パノス・パネイさん
『Surface』シリーズの製品責任者。これまで2 in 1やラップトップ、デスクトップなど、デザインと機能性にこだわった様々な製品を手がけてきた。

マット・バーロウさん

マイクロソフト コーポレート バイス プレジデント  マット・バーロウさん
先日『Surface Neo』『Surface Duo』を手に来日し、日本でも製品を披露した。2画面だと1画面に比べ、44%の生産性向上が実現できると話す。

Surface Neo

Surface Neo

Surface Neo

マグネットで着脱できるキーボードや『Surfaceペン』が利用可能。キーボードをくっつける位置によって空いたスペースを、2画面PCやタッチパッドのように使える。

Surface Duo

Surface Duo

Surface Duo

360度可動するヒンジで、ノートのようにも、スマートフォンのようにも使える。もちろん電話をかけることもできる。『Surfaceペン』を使った手書きメモも可能。

取材・文・撮影/太田百合子

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