
ママに負担が偏りがちだからこそ、託児や送迎で頼れるだけでなく、つらい局面でも明るく接してくれる「ばあば」「じいじ」が求められている時代なのではないだろうか。
そこで紹介したいのが、妊娠・出産情報誌「たまごクラブ」、育児情報誌「ひよこクラブ」の読者が選ぶ『たまひよ 理想のばあば・じいじ(祖父母)ランキング』だ。
「たまひよ」理想のばあば・じいじランキング
順位 / 理想のばあば / 理想のじいじ
1 / 平野レミ / 関根勤
2 / 吉永小百合 / 所ジョージ
3 / 高畑淳子 / 草刈正雄
4 / 岡江久美子 / 遠藤憲一
5 / 戸田恵子 / 舘ひろし
6 / 夏木マリ / 明石家さんま
7 / 松坂慶子 / 笑福亭鶴瓶
8 / 栗原はるみ / 市村正親
9 / 黒木瞳 / 小日向文世
10 / デヴィ夫人 / 高橋英樹
理想のばあば 第1位は、料理愛好家の平野レミさん、理想のじいじ 第1位はコメディアンの関根勤さんが選ばれた。
平野レミさんには「明るくて楽しい。安心して子どもを預けられる」、関根勤さんや所ジョージさんには「孫と遊ぶのを楽しんでくれそう」といった声が寄せられている。
東京大学Cedep・ベネッセ教育総合研究所の調査では、「子育てするうえで自分の親やきょうだいが頼りになる」と回答した母親が84%おり、育児において祖父母の存在も大きいことがわかっている。
今回、「たまひよ」ではこのランキングからみえた令和時代の理想のばあば・じいじ像のキーワードは「明るい」だと考えている。
託児などで頼れるだけでなく、辛いときも元気に明るく接してくれるばあば・じいじが求められているようだ。
とはいえ、「孫疲れ」という言葉が使われるようになったように、祖父母の頼り過ぎでバランスが崩れる心配もある。
祖父母に頼れない家庭もあり、祖父母の助けがなくても、子育て家族の負担が減る制度や工夫を社会全体で見つけていく必要があるだろう。
調査概要
2019年6月全国の妊娠中~1歳11カ月以下の子どもを持つ女性516名にインターネット調査。 たまひよ編集部が近年活躍されている著名人のなかで「理想のばあば・じいじ」として選んだ女性34名、男性38名からそれぞれ1名を回答するアンケートを実施。得票数が多い順にランキングを作成。
構成/ino
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