日本だけではなく世界で愛される無印良品とスターバックスの新業態店舗が大きな話題に。そして台湾のカルチャー体験型店舗「誠品生活」も、日本人の心をとらえることに成功した。この3つに共通するのは確たるコンセプトがあり、ぶれていない点。それにブランディングが加わることで、支持を集めることができるようだ。
世界中がその店づくりを高く評価
『誠品生活日本橋』
台湾の「誠品生活」日本1号店。「開店前からカウントダウンイベントの実施などの事前PRに注力し、誠品生活ならではの独自性やコンテンツの露出を意識しました」(有隣堂・志村圭一郎さん)
文学を軸としたエリア
誠品生活の核ゾーン【誠品書店】
「くらしと読書のワンダーランド」がコンセプトで、文学を軸に様々なジャンルの選書が並ぶ。ほか文具も充実。
日台の雑貨が集結!【誠品生活expo】
台湾でも実施していたプロジェクで、日本と台湾のデザイングッズや手作り感のある雑貨などが集めたゾーンに。中華菓子の老舗「郭元益」も入居する。
食文化のコアゾーン【誠品生活市集】
日台で使われるキッチン雑貨や伝統食材が集結。料理の実演や食のワークショップができるキッチンスタジオも併設する。