ユーザーの消費傾向や要望を反映して誕生した商品がランクイン。コンビニおにぎりのランキング王者となった『悪魔のおにぎり』は、斬新な味とユニークなネーミングでSNSでも話題を集めた。〝サイズ感〟を武器にした吉野家とキリンビバレッジは、ユーザーの使い勝手を意識した商品設計で計画販売量を大幅UP!
ゴクゴク飲めて長~く楽しめる
キリンビパレッジ『キリン ファイア ワンデイ ブラック』
138円
オフィスワーカーは大容量PETコーヒーをちびちび楽しむユーザーが多い点に着目。1年9か月かけて試作を重ね、冷たくても常温になっても香り高い嗜好性を実現。重すぎず、かさばらないサイズ感で女性ユーザーも獲得した。
スタイリッシュなデザインに長時間楽しめる600mlの大容量、コーヒーの香ばしさとすっきりした味が好評。
■ リピーター続出
今年4月に発売し、1週間で700万本、発売5か月半で5000万本突破。計画数量の2倍を上回るペースで推移。
キャッチーな商品名も売り上げに貢献
ローソン『悪魔のおにぎり』
102円
売り上げトップを20年間キープした『手巻おにぎり シーチキンマヨネーズ』の販売数を奪取したコンビニおにぎりの大型ルーキー。白だし、天かす、青のりの組み合わせが〝やみつきになる〟悪魔的なおいしさ。男性を中心に夜食の需要も高い。
やみつき兄弟増殖中
『大きな悪魔のおにぎり』167円
『悪魔のおはぎり』130円
発売1周年を機にシリーズ初のあんこ入り甘いおにぎり『悪魔のおはぎり』と、ご飯量を約1.5倍にした『大きな悪魔のおにぎり』が登場。
ユーザーの声を商品化し若年層も獲得
吉野家『牛丼 超特盛』
722円
創業120周年を機に「牛丼 特盛より、もっとお肉が食べたい」という消費者の要望を受けて誕生。今年3月の販売開始から1か月で100万食突破、2か月で160万食を突破。既存ユーザーはもちろん、若年層の獲得にも繋がった。
ラインアップは全6種類
「28年ぶりの新サイズ登場」も話題に。女性や健康派に向けた小盛も同時発売し、こちらも販売開始6か月で300万食を突破。
取材・文/嶺月香里 撮影/タナカヨシトモ
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