3シリーズ、Aクラス、508GT、ウルス、今年発売された新型車6台を総点検
2019.11.24
2019年も様々な新型車が登場した。そこで、注目の6台をピックアップ。@DIMEからレビュー記事をお届けしよう。
新型車総点検・part2
BMW「330i」
7代目へとフルモデルチェンジしたBMW『3シリーズ』の日本仕様第1弾は『330i Mスポーツ』。2L4気筒ターボエンジンは最高出力258PS/5000rpm、最大トルク40.8kgm/1550〜4000rpmを発生。賢い8速ATと組み合わせられ、鋭くパワフルに加速する。ターボのクセも皆無で、レスポンスに優れた、BMWの面目躍如たるエンジンフィールもしっかり堪能できる。
【参考】【2019上半期新型車総点検】死角はあるか?先進機能満載のベストセラーカーBMW「330i」
ベントレー「コンチネンタルGT」
3世代目の『コンチネンタルGT』は写真より実物のほうがその進化がよくわかる。大小の丸いヘッドライトが特徴的なフロントフェイスやリアスタイルなどの形状が、ボディーラインにより一層溶け込むなめらかなものとなった。
【参考】【2019上半期新型車総点検】伝統と革新を両立!懐かしくて新しいベントレーのグランドツーリングカー「コンチネンタルGT」
ランボルギーニ「ウルス」
世界的なSUVブームはついにスーパーカーメーカーのランボルギーニにまで及び、スーパーSUV『ウルス』を生み出した。スタイルはご覧のとおり、何にも似ていない近未来的なもの。インテリアもランボルギーニの文法を踏襲。4L、V8ツインターボエンジンは最高出力650PSと超強力。性能も超速で、0−100km/hの加速はわずか3.6秒で、最高速度は305km/hと凄まじい。しかし、運転してみると実に扱いやすく快適なことに驚かされる。
【参考】【2019上半期新型車総点検】ブランド拡充のために造られたランボルギーニのスーパーSUV「ウルス」
メルセデス・ベンツ「A200 d」
日本で初めてディーゼルエンジンを搭載した〝コンパクトメルセデス〟が『A200 d』。4気筒2Lターボで最高出力150PS、最大トルク32.6kgmを発生する。 最も厳しいとされる「ユーロ6フェイズ1NORM」という規制値をクリアした、現時点で最もクリーン度の高い最新モデルだ。東京都内の一般道や首都高速を走ってみると、ディーゼルらしい力強い加速が印象的。エンジンの回転を上げなくても、スムーズに速度を上げていくからとても運転しやすい。
【参考】【2019上半期新型車総点検】ディーゼルと気づかないほど完成度の高さが際立つメルセデス・ベンツ「A200 d」
プジョー「508GT」
プジョーの新型『508GT』は、トランクが独立したセダンではなく、テールゲートを備えたハッチバックタイプ。ガソリンとディーゼルのエンジンの違いによって2つのモデルが設定されている。 運転支援機能は最新版が備わっているだけでなく、独自の仕様が備わっている。LKAS(レーンキーピングアシスト)の設定時にボタンを押すと、レーンの中のどこを走るかまでを定めることができるのだ。ただ中央を走るだけでなく、右寄り、左寄りと設定できるのが便利だ。
【参考】【2019上半期新型車総点検】価格以上のバリューに大満足!毎日乗っても飽きないプジョーのスポーツセダン「508GT」
日産「デイズ」
2019年の軽自動車の革命的な出来事と言っても過言ではないのが、日産が初めて一から開発した新型『デイズ』の投入だ。何しろ軽自動車専用のプラットフォーム、エンジン、CVT、電子アーキテクチャーなどすべてを新規で開発。同社自慢の同一車線内で半自動運転ができるプロパイロットと緊急通報オペレーターサービス「SOSコール」を軽自動車として初めて採用したのだ。これらを実現するために同社は自社で本腰を入れて開発する必要があった。
【参考】【2019上半期新型車総点検】先進機能、走行性能、プラットフォーム、すべてが洗練された日産「デイズ」
構成/DIME編集部
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