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撮影モラルの低下を感じる場所ランキング、3位事故・事件現場、2位公共交通機関、1位は?

2019.11.18

先日、人身事故をスマホで撮影する人々に対し、JRの職員がモラルを問う異例の呼びかけを行ったことが話題となった。

スマホで気軽に撮影でき、かつ、SNSで即座にシェアできる時代ならではの現象と言えるだろう。また、全国の観光地でも絶景を撮影するために立ち入り禁止区域に侵入する人や触ってはいけないものを触ってしまう人も増えているという。

そこで今回、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」による、「撮影モラル」に対する意見や実際にモラルを犯してしまった人の意見からモラル違反を引き起こす原因をまとめた調査結果が発表されたので、早速、紹介していきたい。

昨今の日本人のモラル、「低下してる」が75%!

はじめに「昨今の日本人のモラルに関してどう思うか」と尋ねる調査が行われたところ、「モラルは低下している」と回答した人が75.0%と大多数を占めた。次に多かったのが「変わらない」の19.6%。「モラルは向上している」と回答した人はたった5.4%だった。

友達や知り合いがモラルのない写真を投稿しているのを見たことはあるか?

次に「友達や知り合いがモラルのない写真を投稿しているのを見たことはあるか」と尋ねる調査が行われたところ、「ある」と回答したのは22.7%となり、4・5人に1人は目撃経験があることが明らかに。

撮影モラルが低下したと思う場所、1位は「観光地」。続いて「公共交通機関」、「事故・事件現場」がランクイン

「どのような場面において撮影モラルが低下したと感じるか」と尋ねる調査が行われたところ、「撮影モラルの低下を感じたことはない」と回答した人は6.0%しかおらず、大多数の人がどこかしらの場面で撮影モラルの低下を感じているようだ。

中でも最も意見が多かったのが「観光地」(65.9%)、続いて「公共交通機関」(55.7%)、「事故・事件現場」(50.4%)までは「モラルの低下を感じる」と答えた人が過半数を超えた。

モラルの低下を感じた状況を詳しく尋ねる調査が行われたところ、「観光地」に関しては私有地や禁止区域への侵入の他、石碑に名前を彫って撮影していた、慰霊塔でピースサインなどの目撃情報も挙がっており、観光地の歴史的背景への理解やリスペクトの念が足りていない観光客が一定数見られることがうかがえた。

また、2位の「公共交通機関」に関しては特に「飛行機内」の経験談が多く、隣に知らない人が座る可能性の高い乗り物こそ注意が必要だと言えそうだ。

また、どの場面においても意見が多かったのが他人も映る場所から撮影する、他人も映った写真がSNSにアップされていたといった内容。SNSでの顔出しリスクや個人情報保護が声高に叫ばれている今、他人への配慮は最も重要と言えそうだ。

●「観光地」で見たモラルのない撮影・写真

・立ち入り禁止区域に入って撮影している。看板も大きくある。物事は意味があって立ち入り禁止と記載しているのに。特に多いのは絶滅保存植物区域です。山・川・湖近隣。(60代・男性)
・日本占領時代に亡くなったシンガポールの4民族の慰霊塔で、ピースで写真を撮っていた、日本人の女の子たちを見かけました。(50代・男性)
・たくさん人がいるのに、水族館でいい写真が撮れるまで場所をゆずらない。小さい水槽では特に迷惑。(40代・女性)
・観光地で落書きをしている友人の写真動画を撮っていた。注意をしたら逆に叱られた。(50代・女性)

●「公共交通機関」で見たモラルのない撮影・写真

・飛行機の機内登場に際し、ビジネスクラスの乗客が席の写真撮影に夢中になり、エコノミークラスの乗客の着席に支障をきたしていた。(60代・男性)
・飛行機内で、周りの人と近い距離なのに勝手にバチバチ写メしてて。。。なんか軽くで良いから一言言ってほしい!(50代・女性)
・通勤時の駅構内のビデオ撮影。第三者の顔が映りこんでそれをSNSにアップしてると思うと朝からやる気が失せる。(30代・男性)

● 「事故・事件現場」で見たモラルのない撮影・写真

・同じマンションの方が飛び降り自殺をしたが、その現場を上の階からスマホで撮影されているのをこの目で見た時には大ショックを受けました。(60代・女性)
・人身事故現場・火事の消火中に救命などをしている人や通行人の邪魔になっているのに動画を撮っている人が多くびっくりする。(30代・女性)

撮影モラルが低下した原因は何か……「インターネット・SNSの普及 」と「スマホ(カメラ)の普及」が7割超え

撮影モラルの低下を感じている人に対して低下の原因を尋ねる調査が行われたところ、「インターネット・SNSの普及」(77.0%)と「スマホ(カメラ)の普及」(76.0%)と回答した人が大多数となった。

物やサービスが豊かになったことが理由の1・2位に挙がる一方で、3位には「道徳・倫理教育の不足」(65.0%)がランクインした。

自身で「いけない」と思いながら撮影した経験、「ある」が12.0%

さらに、「自身で「いけない」と思いながら撮影した経験はあるか」と尋ねる調査が行われたところ、 「ある」と答えた人は12%となった。無自覚で撮影モラル違反を犯してしまっている人が一定数いることがうかがえる。

「いけない」と思いながら撮影したのはどのような場面とは?

実際に「いけない」と思いながら撮影をした経験がある人を対象に、どのような場面だったかを尋ねる調査が行われたところ、1位は他を大きく引き離して「観光地」(46.0%)、続いて「ライブ・イベント会場」(20.4%)、「公共交通機関・旅客施設」(17.5%)がランクインした。

「公共交通機関・旅客施設」の中でもほとんどが飛行機や空港、旅行に行く際の新幹線といった日常とは違う場面を挙げており、“なかなか行けない、なかなか見られない、なかなか会えない”といったレアな場面がモラルのない撮影を誘発しがちであることが分かった。

また、回答の中には“他の人も撮影していたから”“どさくさに紛れて撮影した”というものもあり、人混みの中でこそ正しい判断が求められる。

●「いけない」と思いながら撮影してしまった経験について

・線路柵に脚立を置き忘れて、線路内に立ち入ったと厳重注意された。 また、石油コンビナートをバックに貨物列車を撮影しようとしたら、撮影禁止場所だった。(40代・女性)
・とても美しい景色があり、カメラを出す雰囲気でないところで撮影してしまったことがある。(40代・女性)
・飛行機が好きなのでCAさんがいるとつい写したくなります。(50代・女性)
・海外の公演後のアンコールで周りの人達が撮影し始めたので、撮影したら後ろ斜めの外国人から注意されてしまった。(40代・女性)

●モラルのない撮影に関する意見

・撮影に限らずモラルやマナーが低下していると感じる またある意味「無関心」がそういったことを 増長させているとも感じる。(40代・男性)
・私はツアコンダクターとして20年仕事しましたが、写真モラルを注意すると、何様だとかえってクレームになっていました。どうしてもモラルハザードを設けるなら残念だが罰金でもしないとだめだろうと思う。外国旅行中は特にモラルが低下する人多し。(50代・女性)
・社会構造が年配者等から(幼児期の)教育を受ける状況ではなくなっている。また、少子化とも関連するが、兄弟姉妹同士の葛藤の克服や協調性を醸成する場面が不足している。(60代・男性)
・自分のことしか考えていない人が増えたのではないかと思います。相手や周りの人の立場になって考えれば、撮影していいかどうか分かると思いますが、そういうふうに考えられない人が増えたのだと思います。(40代・女性)
・事故現場などで何か証拠となる物が写るときや災害で被害の大きさを伝えるのはTVよりも早くリアルなものがある場合もあるので一概に撮影モラルが悪いとも言い難い。自己責任できちんと行うべき。(40代・女性)

■調査概要
調査タイトル :「撮影モラル」に関するアンケート調査
調査対象 : 20代~70代の男女1,141名
調査期間 :2019年10月17日~10月20日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

出典元:株式会社エアトリ

構成/こじへい

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