
会社や業種、職種によって残業時間はまったく違う。残業が多い人からしたら残業が少ない人を「早く帰れて羨ましい」と思うかも知れないし、残業が少ない人からしたら残業が多い人を「たくさん残業代が入って羨ましい」と思うかも知れない。
では実際のところ、世のビジネスパーソンたちは月にどれくらいの残業をしているのだろうか?
そこでこのほど、ベースメントアップス株式会社による、社会人243名を対象にした「月の残業時間」に関するアンケート調査の結果を紹介していきたい。
月の残業時間、「10時間未満」が最多に
調査の結果、「10時間未満」が39%ともっとも多かった。仕事は定時あがりが当たり前、あるいは残業をしても1日数十分~1時間程度という人が多いようだ。以降、「30時間未満」(35%)、「45時間未満」(14%)、「60時間以上」(12%)と続く。
ちなみに、従業員に36協定で定められている45時間以上の残業をさせる場合には、会社と従業員の間で特別条項を結ばなければいけない。また、残業時間が80時間以上は過労死ラインとされている。「60時間以上」と回答した人たちはその辺を確認しておく必要がありそうだ。
【調査概要:仕事に関する意識調査】
■調査日 :2019年10月7日 〜2019年10月14日
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :243名
■調査対象 :社会人
出典元:べースメントアップス株式会社
構成/こじへい