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IMFによる世界経済の見通しは2019年が底。2020年に景気は持ち直しへ

2019.11.15

三井住友DSアセットマネジメントが日々発行している経済イベントや市場動向に関するマーケットレポート。このほど、IMFによる世界経済の見通しについて論じたレポートが発表されたので、紹介していきたい。

ポイント1:2019年の世界経済の成長率見通しは前年比+3.0%

15日に発表された国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しは、2019年の世界経済の成長率が前年比+3.0%と、今年7月時点の見通しから▲0.2ポイントの下方修正となった。

2009年の世界金融危機以降で最も低い成長率予想だ。成長率の下方修正は昨年10月以降、今年1月、4月、7月に続き、5回連続となった。

先進国、新興国別にみると、ともに▲0.2ポイントの下方修正となった。先進国では、日本が7月比で変化はなかったが、米国が同▲0.2ポイント、ユーロ圏、英国が同▲0.1ポイントの下方修正となった。

新興国は、ブラジルが同0.1ポイントの上方修正だが、インドが同▲0.9ポイント、メキシコが同▲0.5ポイントと大きく下方修正されたことで、全体的に成長率が引き下げられた。

ポイント2:貿易・国内政策の不透明感が景気悪化要因

先進国では、米国が悪化しているとはいえ、雇用や個人消費が堅調に推移し、景気の悪化を抑えている。ユーロ圏はドイツの悪化に代表されるように輸出の低迷が響いた。

一方、新興国は貿易や国内政策の不透明感が景気悪化の一因となっている模様。中国の成長率の悪化も米中貿易摩擦による影響に加え、債務抑制策が内需の低迷に結び付いたと見られる。

今後の展望:2020年に景気は持ち直しへ

IMFは2020年に景気が持ち直すと予想している。20年の成長率は前年比+3.4%と改善する見通しだが、7月の見通しから▲0.1ポイントの下方修正。

先進国の成長率は20年も同+1.7%と19年と同じ伸び率で、新興国の回復に頼る構図となっている。

新興国の20年の成長率は同+4.6%と19年の同+3.9%より上向く。これは、トルコやアルゼンチン、イランといった経済制裁など成長を阻害するなんらかの要因を抱えている国々の景気が回復すると見込まれるためだ。

なお、インドは20年が同+7.0%と7月予想より下方修正となってはいるものの、構造改革が着実に実行されるとの前提で、中期的に同+7.3%成長が見込まれている。

20年は上振れの余地は大きくないが、下振れのリスクも大きくないと予想される。主要国・地域が金融緩和政策を進めて、景気を下支えしているためだ。米中対立が激化しなければ、安定的な成長へ向かうと思われる。

出典元:三井住友DSアセットマネジメント株式会社

構成/こじへい

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