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2018.04.05

女性の部下のモチベーションを上げるテクニック

 星川敬さんは、2010年11月に、なでしこリーグのINAC神戸レオネッサの監督に就任するや、その冬の全日本女子サッカー選手権大会(皇后杯)で優勝。12年シーズン終了後に退任するまで、途中、公式戦44試合無敗を記録するなど、なでしこリーグ2連覇(11年、12年)、皇后杯3連覇と、それまでノンタイトルだったチームを押しも押されもせぬトップチームに変貌させた人物だ。そんな「結果を出したリーダー」は「上司は嫌われてもいいんだ」と断言する。

◆「好かれよう」より「嫌われる覚悟」を

「正直ね、選手全員に嫌われてもいいと思っていました。だってそうでしょ? 監督の役割は、チームを勝利に導くことです。部下たちに好かれることじゃないんですから。たとえ気を使っても、選手全員に好かれることなんてありません。それに、彼女たちはそんなことを望んでいませんでしたから」

◆選手の誕生日は「おめでとう」と一言

 では、何を望んでいるのか。

「公平であること、でしょうか。女性は、公平であるかどうかに敏感です。『髪切った?』と声を掛けたり、選手全員の誕生日を覚えていて、誕生日のお祝いをしたり、自分なりに気を使ってコミュニケーションをとっていますが、それは公平にできる自信があるから。その自信がないなら、むしろしないほうがいい。やるなら完璧に! ということです」

 星川さんの「公平さ」は、選手起用でも徹底されると話す。

「監督には、若手を育てるという仕事もあります。だから、新人にもチャンスを与える。チャンスの数は、澤(穂希選手)でも新人でも差はありません。そして公平にジャッジする。使える、となれば、澤の代わりに新人を使うことにも躊躇はしません」

 だが一方で、「公平」に選べない場合もある。

「公平に徹しても、最後の最後で不公平に選ばなくちゃならない時があります。だから選手には常日頃から言っていました。『オレは最後の最後は、好き嫌いで選ぶからな』と」

 INAC神戸の監督就任後、最初のタイトルがかかった、皇后杯。浦和レッズレディースとの決勝はPK戦にもつれ込んだ。

「PKの蹴る順を、PKの技術ではなく、自分の好き嫌いで選びました。単なる好き嫌いのことを言っているんじゃありません。日頃のサッカーへの取り組みはどうか、チームへの貢献度はどうか、人間性はどうか。つまり、私の中での信頼度が高い順に選んだんです。負けても自分が納得できる選手を選びました」

 結果はPK戦で勝利。シーズン4位のチームが、下馬評を覆しての優勝だった。

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