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自動運転カーが街を走る日は近い!?世界的IoT企業テレノールコレクションが提案する次世代IoTの3大トレンド

2019.11.15

コネクテッドカーやオンデマンド型モビリティなど、町ではすでにIoTが活用され始めている。近い将来、自動運転カーが当たり前のように走る時代が見えてきた。

スウェーデン・ストックホルムに本社を置く世界的IoT企業、Telenor Connexion(テレノールコネクション)が先刻来日しセミナーを開催。彼らにこれからのIoTソリューション利用の3つのトピックスを聞いた。

次代の交通システムを産み出す技術のメガトレンド

テレノールコネクションは、日本では日立建機、世界でもスウェーデン発のボルボ・カーズをはじめとした世界のグローバル企業に対して20年に渡り、各社の製品とサービスにグローバルなコネクティビティのソリューションを導入してきた。

IoTの最先端企業といえる同社によると、データ実用化の新技術により、IoTは日々進化しているという。

物理的なSIMカードが要らなくなるeSIMや、新しいIoT向け通信サービスのNB-IoT、AIを使った新しいデータの分析、5Gのテクノロジーなどがすでに注目されている。

IoTといえば、親しみやすいのは、「コネクテッドカー」や「電気自動車」だ。カーシェアリングのプラットフォーム普及により、オンデマンド型モビリティが普及しつつあるし、バッテリー価格の低下に伴い、電動化も進んでいる。

また「自動運転」も進化を遂げている。ソフトウェアレーダ、各種センサー、5Gによるコネクティビティなど各種技術革新や車載コンピュータの高性能化が進んでいる。

次世代のIoT 3つのトピックス

テレノールコネクションの担当者に、次世代のIoTにまつわる3つのトピックスを聞いた。

1.5GやNB-IoTのテクノロジーによるIoT

次世代の通信システムである5GやNB-IoTは、IoT分野でどのように使われるのか。

「5GとNb-IoT(Narrow Band IoT)という2つの技術には大きな違いがあります。5Gは、低遅延や高スループットを実現し、自動運転車や遠隔手術、あるいは固定ファイバー回線のモバイルリンクへの置き換えに利用されます。

一方でNb-IoTは、送信間隔の長い少量データの送信に使われ、バッテリーを節約すると同時に、できるだけ長寿命を実現することが目的となります。駐車場が空いているか、使用中であるかを検出できる駐車センサーは、バッテリーで最長10年間稼働するので、ケーブル配線なしで駐車スペースの下の地中に設置することができます。駐車センサーは、データ消費量が少なく、データをそれほど頻繁に送信しないため、Nb-IoTの適した利用例となり、Nb-IoTの活用が電力の節約やバッテリーの長持ちに寄与します」

2.ボルボの新ビジネルモデル~オーナーが遠隔から車を確認・操作

テレノールコネクションがサービス提供するボルボ・カーズは、通信の仕組みを使ったサービスを提供し始めているという。客は車を所有するのではなく、車を利用することに対してお金を払う仕組みだ。

「ボルボ・カーズ社はカーオーナー向けのアプリケーションを提供しています。『Volvoオンコール(VOC)』という定額制サービスです。これによってオーナーは、アプリから車のさまざまな機能を遠隔から確認、操作できます。例えばオーナーは冬の寒い日に暖かい自宅にいながら、遠隔操作で車の暖房を入れることができます。寒い戸外へわざわざ出てエンジンをかける必要がなくなったのです。

また、VOCは車のシステムを3G回線や4G回線によってインターネットに接続するため、車内はWi-Fiを完備した空間となることから、インターネットを利用できるようになります。その他、VOCには緊急時のアシスタント機能なども統合されています」

3.IoTエコシステム〜車の自動運転が広まる未来

自動運転カーが走る町が将来、当たり前のようになる日が近づいている。それにはインフラとの巧みな連携と共に、事故予防と事故対応についての万全の策が必要だ。その準備と計画が進められている。

「車の自動運転が広まる世の中では、道路のインフラとぶつからないよう走っていく、車が衝突したら消防署などに直接データがつながってレスキューを呼ぶなど、車に乗っている人とインフラとが通信し合いながら対応していくスマートシティーが形成されるでしょう。

欧州ではすでに、e-callというシステムが採用されており、自動車が衝突した場合に通信を行い、次のステップとして、衝突の状況を確認するために、自動車に緊急通話が発信されるという通信機能をすべての新車に組み込むことが義務となっています。自動車側からの応答がない場合には、適切な緊急車両が事故現場に送られます。

将来の計画としては、後方の車両が前方車両の故障の可能性を感知して、衝突を回避することができるよう、車両同士の相互通信を行えるようにするということがあります。

さらに路面状態が『乾燥している』『濡れている』『凍結している』といった情報を車両同士で受け渡しを行ったり、渋滞が発生していたりする場合に、車両がルート変更をして、渋滞に捕まらずに済むようにしたりといったことがあります」

IoTが我々の周りに浸透しつつあり、着々と進化している今、今後はますますリアルなスマートシティー像が明確になってきそうだ。

【取材協力】
Telenor Connexion
https://www.telenorconnexion.com/ja/

取材・文/石原亜香利

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