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なぜ、深夜に〝ドカ食い〟したくなってしまうのか?

2019.11.16

 現代の食生活は商業主義の影響が色濃く反映されているが、例えばポテトチップスなどの手軽に食べられるフードアイテムの大半は、念入りに加工された“超おいしい”食品であることが最新の研究で報告されている。現代人は“超おいしい”食べ物に包囲されているのだ。

現代人は“超おいしい”食べ物に包囲されている

 せいぜい袋の半分くらい食べるにとどめておこうと思っていたポテトチップスだが、勢いづいてそのまま1袋完全に食べてしまうこともあるだろう。こうした“超おいしい”加工食品には3つのパターンがあるとされている。

 1つは脂肪とナトリウムの組み合わせ(ホットドッグやベーコンなど)。もう1つは脂肪と糖の組み合わせ(ケーキ、アイスクリーム、ブラウニーなど)。最後は炭水化物とナトリウムの組み合わせ(クラッカー、プレッツェル、ポップコーンなど)である。

 米・カンザス大学の研究チームが2019年11月に「Obesity」で発表した研究では、米国農務省の食事研究用食品・栄養成分データベース(FNDDS)に登録されている加工食品の実に63%が、過度に加工された“超おいしい”食品(hyper-palatable foods)であることを報告している。そしてこれらの“超おいしい”食品の普及が現代人の肥満を後押ししていると警鐘を鳴らしているのだ。

news.com.au」より

“超おいしい”食品のほとんど(70%)は、肉料理や卵などの脂肪やナトリウムが多いメニューか、オムレツやチーズディップなどの牛乳ベースの食品である。“超おいしい”食品の約25%は脂肪と砂糖が多く、16%は炭水化物とナトリウムが高いメニューであった。この3つのパターンのうち、1つ以上の基準を同時に満たしているのは意外なことに10%以下である。したがってやはりこの3つのパターン(クラスタ)は、“超おいしい”食品の実態を特徴的に物語っていることになる。

 加えて衝撃的だったのは、脂肪、砂糖、塩、カロリーが控えめか、ノンカロリーと表示されたフードアイテムが、“超おいしい”食品の5%を占めていたことだった。さらに、FNDDSで砂糖、脂肪、ナトリウムがそれぞれ「低」、「減」、「無」とラベルづけされたいわゆる“ヘルシー食品”のうち、49%が“超おいしい”食品であった。

 現代人の食環境が、口当たりが良くて食欲が増す加工食品に取り囲まれている実態があらためて確認される研究結果となった。日々の食生活で意識的に生鮮食料品をじゅうぶんに摂ることが求められているのだろう。

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