
年収600万円以上、一部上場企業勤務、経営者。……仕事をバリバリこなし年収も高い、「ハイステータス」なアラウンド35歳の男性に婚活の悩みは一見なさそうだが、彼らも時として「婚活こじらせ男子」になっているという。
彼らの悩みとは何か? 「ハイステータス」だからこそおちいってしまう、婚活がうまくいかない意外な理由とは。忙しい仕事の合間に、効率的且つ最短で婚活する方法はあるのか?
男性会員成婚率70%を誇る、結婚相談所クレアマリアージュ代表の根本なおさんは、「ここ最近のデキる男性は、結婚相談所での“効率的な”婚活方法に気づき、着実に素敵なご縁をつかんでいますよ!」と断言する。
デキる男性の婚活の実態と、婚活歴5年の35歳男性が、たったの5か月で理想通りの女性と結婚したサクセスストーリーを聞いた。
モテそうなのに…「ハイステータス」な男性が婚活で直面している悩みとは
「ハイステータスな男性はこれまでもモテてきましたし、今でも飲み会に行けばモテます。しかし、『そういった場に来る女性は、人間性よりステータスだけに注目しているような気がする』とおっしゃる男性も多いです。
『もう不毛な飲み会にお金を払うのは疲れましたね……』弊社の何名かの男性会員が、共通してご入会時に発した言葉です。
私はこれまで彼らの活動をサポートする中で、いくつかの共通点があることに気づきました。
・過去に結婚のチャンスはあったが、仕事の都合などで決断できなかった経験がある
・もういい加減「現役」を卒業したい
・周りが結婚して焦りを感じるが、具体的な結婚像が描けない
・一人の時間が充実している。でも友達に子供ができたり、甥や姪が生まれたりすると自分も家族が欲しくなる
・プライドや女性に対する理想が高い。こだわりが強い
・仕事ができる女性が好き。刺激し合える、志のある女性を求めているが、飲み会ではなかなか出会えない
以上のような悩みを持ち、婚活をされている男性が多いのです」
「ハイステータス」な男性が婚活でおちいりがちな3つのワナ
1.アプリを使ってみるものの、理想通りの女性と出会えない
「婚活を意識した時に、婚活アプリを手軽に始めてみる方は多いです。
しかし、手頃な値段で利用できるため会員登録数は多いのですが、こういったアプリの利用者は結婚に対する温度感の個人差が大きいのです。自分は本気なのに、相手はまだ結婚はしたくなかったり、デートをする相手だけを探していたり……。
また、アプリでは気になる女性と交際できなかった時に、何がダメだったのかフィードバックをもらえません。数回デートをしても、いつの間にか互いに連絡を取らなくなりフェードアウト……というパターンがほとんど。自分の課題がわからず、解決しようもないので、知らず知らずのうちに失敗パターンを繰り返してしまうのです」
2.プライベートになると、いざという時の決断力が発揮できない
「無意識のうちにお相手の女性に対して100%の完璧さを求めてしまう男性が多いのですが、残念ながら、完璧なお相手は男女双方いません。
お相手に対して何を一番に求めているのか、自分が最も大切にしたい価値観は何なのかがわかっていないと、何人の女性に出会っても結果は出ません。
『うーん、可愛いし性格も良いけれど、何かピンとこない』という『ピンとこない病』におちいり、いざという時にこの女性と結婚しよう! という『決断』ができなくなります。
よくベテランのお仲人さんもおっしゃることですが、ご結婚時はお相手に対しての満足感は100%ではなく、60%くらいで大丈夫なのです。残りの40%は夫婦生活の中で二人で埋めていく。それが夫婦生活を長く持続させる秘訣です。
ここはゆずれないという価値観が明確で、いざという時にバシッと決断できる男性が素敵なご縁を掴んでいますね」
3.社内での出会いはあるけれど、社内恋愛ができないジレンマ
「社内で役職に就いたことで、少し気になる女性がいても、立場的に簡単には食事にも誘いづらくなった、とおっしゃる男性もいます。実は役職に就く前が一番婚活しやすかったのかも……と気付かれるケースも意外と多いのです。
役員クラスになった男性は、部下の女性と話をすること自体もためらってしまう場合があります。ポジションが上がっていくことは大変素晴らしいことですが、社内恋愛においてはネックだったりもするんですね。
そうすると、飲み会やアプリで……ということになりますが、結局そこでもうまくいかず、ただお金と時間だけを費やしていく……という負のスパイラルにおちいってしまいます」
@DIME公式通販人気ランキング