奇しくも同じ9月に海外へ出張することになった、DIME編集部員のイシザキとタジリ。出張に際して、ガジェット好きという共有点のある両者が、それぞれの視点から注目の製品やサービスをピックアップ。それらが出張にどのくらい役立つのかをチェックしてきた。
デスク イシザキ
編集部イチの海外出張好き。とりあえず、新しいものはどんどん使ってみる派。出張中に本当に仕事をしているのかは不明。
Lime『Lime』
「ちょうどいいスピードと手軽さ。東京にも欲しい!」
タクシーを使うには近いけど、歩いていくにはちょっと遠い。そんな時に便利なのがこの電動キックボード。今、ベルリンで人気なようで、Lime以外にも複数のサービスが展開中でした。スピードは自転車を普通に漕いだ時と同じくらいで、Max20km/h。操作はアクセルとブレーキだけなので簡単です。ただ、ある程度の運動神経は必要なので、子供から高齢者まで使えるかというと、ちょっと厳しいかも。日本でもいくつかの自治体で実証実験が進んでいますが、安全面や法律面など、まだまだ課題は多いようです。
■ QRコードを読み込むだけで乗車スタート!
街中の至る所に置かれているので見つけるのは簡単。アプリからQRコード読むとロックが解除され、すぐに乗車できる。
■ 料金はチャージ式、走った分だけ支払う
料金はだいたい1kmで2.5~3ユーロと安くないが、高くもない。乗車レポートもアプリで見られる。
Netflix「スマートダウンロード機能」
「一度見始めたら止まりません(笑)」
最近は機内のエンタメより、タブレットにダウンロードしておいた、Netflixのコンテンツを見ることが多いです。この機能は、視聴が終わったエピソードを自動で削除し、次のエピソードをダウンロードしてくれます。しかも、Wi-Fiに接続している時にのみ有効となるため通信量の心配はありません。
自動でダウンロードしてくれるのは次の1エピソードのみ。旅行中だけでなく、日常的にもかなり使えるが、一度使い始めると……。
MAYA SYSTEM『jetfon P6』
「アプリからプランを選べばすぐつながる!」
「クラウドSIMテクノロジー」によりSIMを入れ替える必要はなく、海外でも使えるスマホ。料金も1日300MB/380円~と手軽。通信速度はやや遅い時もありましたが、「周遊プラン」や、中国への渡航時にGoogle・Facebookなどのサービスを利用できる「中国PREMIUMプラン(中国VPN)」も選べます。
取材・文・撮影/編集部