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東北版「なつぞら」の香り!?ビール党にはたまらない岩手・遠野産ホップを使った「一番搾り とれたてホップ生ビール」

2019.11.08

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

「TKプロジェクト」でビールの里として脚光を浴びる岩手県遠野市

2004年に発売開始され、今年16年目を迎える期間限定商品「一番搾り とれたてホップ生ビール」は、累計販売数2.9億本、限定商品としては異例のロングセラー商品だ。

「とれたて~」の元祖は2002年と2003年に発売された、ホップの香りを謳ったパイオニア的商品の「毬花一番搾り」。その開発に携わったのが、キリンの主幹研究員・リサーチフェローの村上敦司さんだ。村上さんは入社以来ホップの品種改良に従事し、農学博士号を持つ正真正銘の“ホップ博士”でもある。

「ビールは麦芽、ホップ、水、酵母から造られるが、ビールの多様性を広げる要素となるホップが世界的に注目されている。近年のクラフトブームの影響もあり、香りを中心としてビールが語られることも多くなった。日本のマーケットで香りが注目されるきっかけは『一番搾り とれたてホップ生ビール』だったと自負している。

2002年の『毬花一番搾り』は、苦みが良いとされていたビールに、初めて乾燥していない生ホップを使い、ホップの香りを全面に出した製品。1999年に初めて横浜工場で試験的に造り、あまりのおいしさに仰天したが、当時は社内でも受け入れられなかった。何度も試作を重ねて社内で認められ2002年に全国発売。その後の『とれたて~』を含めて、ポップの香りという文脈で語られるビールに18年間携わっている」(村上さん)

ビールの製造工程では、麦芽と水を糖化した麦汁を濾過してから、煮沸する過程でホップを入れる。ホップは苦味と香りをつける役割があるが、苦味をつける場合はホップも長く煮込んで、香りをつける場合は、香りが飛ばないように火を止める直前に入れる。

通常のホップは乾燥させて圧縮させたペレットを使うが、「とれたて~」は収穫したばかりの生ホップを、日持ちさせるために凍結させて粉砕する。下記画像の上が凍結した生ホップの状態で下がペレット。ペレットは乾燥したハーブや草木の香りがあるのに対し、凍結ホップは青草や果実のような新鮮な香りがある。

「とれたて~」は凍結生ホップを手作業で麦汁に投入する。2019年の商品は仕込み工程に工夫を加えて、とれたてホップの香味がより引き立つ仕様になった。

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