2位 スターフライヤー
機内サービスが充実したスマートエアライン
2006年の就航時からシートモニターを全席に設置し、LCCでは180席仕様となるエアバスA320型機も150席仕様のため、足元が広い。機体もシートも客室乗務員の制服も黒で統一され、スタイリッシュな航空会社としてファンも多い。果汁100%のジュース、タリーズコーヒーなど機内ドリンクにも注力し、好評だ。北九州空港を本拠地として羽田、福岡、関西などに乗り入れており、昨年台北への国際線を開設した。
タッチパネル式液晶モニターを設置。USBポートもあり、スマートフォンの充電ケーブルの貸し出しにも対応する。
就航時から絶大なファンが多い機内で飲むタリーズコーヒー。チョコレートが一緒に提供されるのもうれしい。
・就航航路/羽田~北九州、福岡、関西、山口宇部、中部~福岡、北九州~那覇の国内線6路線、中部~台北、北九州~台北の国際線2路線
・使用機材/エアバスA320型機(座席数150)
〈Rikiya’s EYE〉コーヒーがおいしいんですよね。普段タリーズはよく利用しますが、機内で飲むとよりおいしく感じるんです。
3位 AIRDO
北海道の翼らしく機内でも北海道を堪能
北海道の航空会社にふさわしいオンリーワンの航空会社を目指すAIRDO。羽田からは北海道6都市へ路線を持つ。北海道に特化したサービスが人気で、平日の羽田~新千歳の初便では無料モーニングサービスとして北海道の素材にこだわったパンが無料で提供されるが、これがとてもおいしいと評判。同様に提供されるオニオンスープも機内販売で大人気だ。
「サッポロクラシック」を平日夕方以降の羽田~新千歳線では200円に値下げして販売。
・就航航路/羽田~新千歳、旭川、函館、女満別、帯広、釧路、中部~新千歳、神戸~新千歳など国内線10路線
・使用機材/ボーイング767-300型機(座席数286~289)、ボーイング737-700型機(座席数144)
〈鳥海’s EYE〉飛行機に乗った瞬間から北海道気分に。ビール1缶200円の「ハッピーアワー」は社員発案のアイデアだそうです。
4位 ソラシドエア
癒やしを感じるサービスが満載
羽田からは宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分の5都市に就航。あまり知られていないが、シートピッチは約81cmと国内線としては足元が広く、機内では快適に過ごせる。また、機内で無料提供されるドリンクはコーヒー、お茶、ジュースのほか、九州産の素材にこだわったスペシャルドリンク、アゴユズスープもラインアップし、機内での癒しを与えてくれる。
ソラシドに乗ったらブランケットのリクエストを。肌触りの良さは国内航空会社No.1!
・就航航路/羽田~宮崎、熊本、長崎、鹿児島、大分、那覇~宮崎、鹿児島、神戸、中部、石垣、中部~鹿児島の国内線11路線
・使用機材/ボーイング737-800型機(座席数174)
〈橋賀’s EYE〉座ってみるとわかるのですが、足元が意外に広くて快適です。機内では沖縄のオリオンビールも購入できます。
取材・文・撮影/鳥海高太朗