地域密着型エアライン編
フルサービスキャリアよりも安く、LCCより利便性が高い羽田発着便を持つ地域密着型のエアラインをランキング。4社ともに規制緩和によって2000年前後に設立された航空会社であるが、各社、経営危機・経営破綻を乗り越え、かつ羽田空港の発着枠を最大限活用して、現在は黒字に転換。JALやANAに比べて割安で、特に直前購入の場合は1万円以上安いことも多い。
本誌エアライン ランキング算出方法
4賢者の持ち点はそれぞれ25点とし、最高得点は100点とする。なお、各氏とも最低5社は点数化するものとする(一部は4社)。
【地域密着型エアライン】
スカイマーク、AIRDO、ソラシドエア、スターフライヤー
[航空事情に詳しい賢者4人]
航空・旅行アナリスト、帝京大学非常勤講師 鳥海高太朗さん
航空写真家 Charlie FURUSHOさん
航空ジャーナリスト・『機内食ドットコム主宰』 Rikiyaさん
トラベルジャーナリスト 橋賀秀紀さん
1位 スカイマーク
高い定時運航率で出張時にも大活躍
トップになった大きな要因は、国内航空会社12社の中で2年連続定時運航率(定刻より15分以内で出発した便の割合)第1位を獲得(2018年度:93.91%)したこと。定時性の確保により、出張にも積極的に使えるほか、3日前までに購入する「いま得」なら、羽田~新千歳線・神戸線において片道7000円台とLCCと変わらぬ金額で搭乗できることも。羽田からは福岡、札幌、神戸、那覇などの主要都市に就航している。
最前列は「フォワードシート」として、1000円の追加料金で当日カウンター指定が可能。足元も通常より19~38cm広く、優先搭乗、ドリンク、手荷物の優先返却などのサービスが受けられる。
■ キットカットのサービスも!
・就航航路/羽田~新千歳、福岡、那覇、神戸、鹿児島、神戸~茨城、新千歳、那覇、仙台、中部~新千歳、那覇、茨城~新千歳、鹿児島~奄美大島など国内線20路線
・使用機材/ボーイング737-800型機(座席数177)
〈Charlie's EYE〉本当に遅れなくなりました。個人的には、日数が長いけど車を停めたい時に駐車場無料の茨城空港を使っています。