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クルマに求めるもの、大事なものとは?を考えさせてくれるシトロエンのSUV「C5 AIRCROSS」

2019.10.27

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

「C5 AIRCROSS」はシトロエンの新型SUV。4気筒2.0Lのディーゼルターボエンジンを搭載し、前輪を駆動する。SUVらしく、マッド、スノー、サンドと3つのオフロード走行モードも備えている。

機械として優れているか ★★★★★5.0(★5つが満点)

 もちろん、最近のプジョー・シトロエングループのクルマが備えている優れた運転支援システムも完備。そして、特徴的なのはカタチだけでなく、サスペンションにある。4輪に組み合わされた「PHCダンパー」がそれだ。

 ダンパーは、ショックアブソーバーとも減衰器とも呼ばれる。路面からのショックや姿勢変化による動きをクルマに直接的に伝えないためにスプリング(バネ)が用いられているのを見たことがあるだろうけれども、スプリングだけで走ると、ボヨ〜ン、ボヨ〜ンと揺れがいつまでも収まらない。その揺れを収めるためのものがダンパーだ。

 このPHCダンパーは、ダンパー内部にもうひとつのサブダンパーを内蔵している。それによって、オーソドックスなダンパーでは吸収しきれなかったショックを抑制し、しなやかで滑らかな乗り心地を実現しようとしている。同じサプライヤーによるダンパーはルノーのスポーツモデルにも採用されているが、使い方を変えることで、こちらはその効能を快適性の向上に使い、ルノーは速さに使っている。

 実際に運転してみると「C5 AIRCROSS」の乗り心地は傑出している。ベントレーやメルセデス・ベンツの大型車など、自らの重さを活用して優れた乗り心地を実現しているものもあるが、それとは違ってシンプルな仕組みで軽めのクルマとしては、例外的に快適な乗り心地だ。

 路面の凹凸や舗装のつなぎ目などからのショックを和らげ、大きなうねりも抑えてフラットに保とうとする。ショックの角が丸められ、積極的に乗り心地が良い。プジョー「508」に準じた運転支援システムも使いやすく、効果が高い。オフセットして設定できるACC(アダプティブクルーズコントロール)も優れている。

 2.0Lのディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせもトルクフルで、いったんスピードに乗ってからの加速も良い。これなら、長距離走行では特に乗りやすいだろう。リアシートが3脚同じ大きさで、それぞれ任意の前後位置に止めることができるのも良い。先代のプジョー「5008」でも同じ考え方のリアシートが装備されていて「さすがは個人主義の国のクルマは違う」と、この連載で褒めたのを思い出した。

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