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リアルに検証!人気の音声翻訳デバイス「Langogo」を片手に、高級革靴ブランド生産拠点が点在する英・ノーザンプトンに行ってみた

2019.10.26

『Langogo』を片手に英国ノーザンプトンに行ってみた!

外国語を習得していなくても海外で円滑にコミュニケーションできる、音声翻訳デバイスが話題だ。

全国の主要家電量販店・ネットショップのPOSデータを集計したBCNランキング(2019年3月付)の音声翻訳機部門で、メーカー別販売台数シェア率95.8%に到達するなど、日本ではソースネクストが提供する『ポケトーク』が圧倒的な地位につく。

そんな中、この9月に日本初上陸を果たした最新機種が大きな注目を集めている。AI搭載型の双方向リアルタイム音声翻訳機『Langogo(ランゴーゴー)』だ。

『Langogo』はe-SIM内蔵型の双方向翻訳に対応。しかしながら、対応言語数は『ポケトークW』が74言語なのに対し、『Langogo』は104言語と多く、またネット環境のない飛行機内でもコミュニケーションをサポートするオフライン通訳(英語・中国語・韓国語・日本語)機能や、話しかけるだけで現地情報を提供するAIアシスタント機能(現在は日本語未対応)を搭載。

データパック購入すれば、最大6台の端末とネット共有できるWi-Fiルーターへと早変わりするなど、『ポケトークW』にはない便利な機能を複数備えている。しかも、データパックの購入は端末から簡単に行なえ、1日たり約300MBで300円と価格は良心的。

つまり、『Langogo』であれば、現地で物理SIMカードを購入・入れ替えの手間を省けるだけでなく、飛行機内でのインターネットの有料接続サービスを申し込みや、海外Wi-Fiのレンタルも不要。手続きの時間と手荷物も軽減できる、マルチタスクデバイスなのだ。

と、ここまではDIME12月号「DIME通販 LOUNGE STORE」で紹介した通り。今回の記事は実践編。ライター渡辺、イギリス旅行で『Langogo』を使ってみた。

初期設定はたった3ステップ

まず、成田空港からイギリスのヒースロー空港へ向かう途中、トランジットで立ち寄った香港で初期設定を行なった。本体の電源を入れたら、あとは下記の3ステップで設定は完了。

空港を歩き回り、現地SIMを取り扱う店を探してみたが、地の利のない場所で目当ての場所に辿り着くまでが、まず一苦労だと感じた。e-SIM内蔵モデルは、たしかに便利だ。

1)基本言語を選択
2)Wi-Fiやデータパックなどの通信設定を行なう
3)サービス利用規約画面で「同意」をタップ

続いて、翻訳する言語を選択し、画面の表示に従ってサイドの物理ボタンを押しながら話しかければ、自動翻訳を開始。

任意の言語に変換され言葉を画面に表示するとともに、音声で読み上げてくれる。しかも、あらかじめ選択した2つの言語の双方向翻訳に対応するため、ボタンを押すだけでオンライン翻訳する。

なお、公式によると『Langogo』の翻訳速度は1秒以内。『ポケトークW』と比べて迅速で、さらに、24の翻訳エンジンの中から最適な翻訳結果を提供する独自システムを採用するため、翻訳精度も高いという。

さて、その実力はいかほどか。

筆者初めてのイギリス旅行。せっかくの機会ということで、高級革靴ブランドの生産拠点が点在する中東部の都市ノーザンプトンへ行くことに。工場に併設するファクトリーショップを巡り、高級革靴を格安で購入するのが目的だ。

ユーストン駅からノーザンプトン駅へ

日本を旅立つ前に、イギリスに詳しいジャーナリストに話を聞いたところ、ロンドン市内からノーサンプトン駅へ行くには、レンタカーか鉄道を使う必要があるとのこと。

車の場合は片道約2時間、鉄道の場合は片道約1時間。しかも、ミッドランド鉄道を使えば、ユーストン駅から乗り換えなしでノーサンプトン駅に降り立てると聞き、鉄道を選択した。

ユーストン駅からノーサンプトン駅へと向かう道すがら、『Langogo』のマイク感度を試してみた。というのも、『Langogo』はノイズキャンセリング機能などを備えており、雑踏の中でもしっかりと言葉を聞き取るという。

ホテルにチェックインする際に使ったが、これについてはもちろん問題なかった。ただ、長文は苦手のようで、文節を区切ること、そして主語を意識して話すと『Langogo』は便利に使える。

電車の中ではどうだろう。

『Langogo』で車内アナウンスを翻訳しようと試みたが、これがどうにもうまくいかない。本体とスピーカーの距離が問題なのかもしれない。

電車のような終始ノイズが取り巻く場所で、ひとの耳にぼんやりと聞こえる程度のアナウンスを認識するのは、さすがに難しいのだろう。そこで本品の物理ボタンを押しながら、近くにいた乗客に次の駅を訪ねてみた。

乗客に礼を告げると間もなくして、鉄道は駅に到着した。ミルトン・キーンズ・セントラル駅に着いたようだ。座席に戻ってタッチスクリーンを確認した。

Langogo「ミルトンケインズセクシャル」

「惜しい!」「電車内でも使えそうだな」などとはしゃいでいたら、グレーのニットを着た男性が日本語で声をかけてきた。

話を聞くと、その男性は日本で働くフリーランスの靴磨き職人で、名前は坂田有生という。初めてのイギリス旅行、これからノーザンプトンでファクトリーショップを巡るようだ。革靴談義に花を咲かせた我々は、道中をともにすることにした。

ノーザンプトンにあるファクトリーショップ

そうこうするうちに、目的地であるノーザンプトン駅に到着した。

『Langogo』のWi-Fiルーター機能を利用し、スマホでGoogle マップを開くと、ノーザンプトン駅周辺に5つの靴マークが現れた。

靴マークを縦に見ていくと、右側は上から「John Lobb(ジョンロブ)」「Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)」「Edward Green(エドワードグリーン)」、中央は「Tricker's(トリッカーズ)」、左側にあるのが「Church's(チャーチ)」。どれも日本で名の知られた革靴ブランドだ。

先述のジャーナリスト曰く、ファクトリーショップは、B品や試作品などのリジェクト品を取り扱うアウトレットのようなもので、日本国内で扱う正規品の2分の1程度の価格で革靴を購入できるという。

ただ、一度に多くのショップを回るには、曜日に注意すべきとの忠告も。事前に定休日を調べたが、金曜日であればすべてのショップを巡れることがわかかった。

今回は「チャーチ」「トリッカーズ」のファクトリーショップで、『Langogo』を使ってみた。

自動翻訳機の出番がやってきた

まずは、ノーザンプトン駅から10分ほど歩いた先にある「チャーチ」へ。ファクトリーショップは大通りではなく、路地を入ったところに入口がある。

【店名】Church's Factory Shop
【住所】St James' Rd, Northampton NN5 5JB
【営業時間】月~金/9:30~16:30、土/9:30~14:00
【定休日】日曜

そもそもチャーチとはどんなブランドなのか。創業は1973年と古く、かつて左右で同じ形状だった靴を、現代のような左右一対の仕様にした功績で有名。

2000年にイタリアの高級ブランドであるプラダの傘下になったが、現在でも1足の靴を作るのに250におよぶ工程を経るなど、伝統製法を今に貫く。英国靴界きっての正統派として高い人気を博す。

あのプラダの傘下なんだよな……などと思いながら店内に足を踏み入れたが、思いのほかアットホームな雰囲気に驚いた。ファクトリーショップツアーなどが組まれるなど、特にアジア系の観光客が頻繁に来店しているそうで、どの店も外国人の接客に慣れているようだ。

自動翻訳機を使っても驚かれることはなく、慣れたように翻訳機の音声に耳を傾けることもしばしば。

どのファクトリーショップも同じだが、UKサイズ別に棚を分けて靴を陳列していた。「この形で別のサイズはないの?」などと聞けば、バックヤードから目ぼしい靴を探してくれる。

メダリオン代わりにスタッズを施したモード色の強いモデルはなかったが、革靴のほかに、サンダルやスニーカー、ソックスやタイ、日本ではあまり目にすることのないバッグや革小物など、今回巡ったショップの中では最も品揃えが豊富なように感じた。

ファクトリーショップでの販売価格は200~300ポンド(一部ワゴンセール品を除く)。

なお、ロンドン市内の路面店では、300~600ポンドで販売。

ここではプラダに買収される前から人気だった、内羽式のパンチドキャップトゥを採用した『バークロフト』を300ポンドで購入。

アッパー素材は、雨に降られても簡単にケアできる、ポリッシュドバインダーカーフ。つま先の形状はラウンドトゥの中でもつま先が厚めのエッグトゥで、まさに英国靴といった趣を醸すクラシックモデルだ。

ポリッシュドバインダーカーフの『バークロフト』を日本で購入すると8万6000円。この日のレートは、1ポンド=130円ほど。約3万9000円で購入した形だが、ヒースロー空港で20%のVAT還付を受けられるため、お得はさらに倍増!

続いて「トリッカーズ」のファクトリーショップへ

【店名】Trick’s Factory Shop
【住所】56-60 St Michael’s Rd, Northampton NN1 3JX2
【営業時間】月~木/9:30~16:30、金/9:30~16:00、土/9:30~14:30
【定休日】日曜

トリッカーズは、こと日本では穴飾りを特徴とする重厚感なカントリーブーツで有名なシューメーカー。ノーザンプトンに現存する最古のグッドイヤーウェルテッド工場であり、英国王室御用達を示すロイヤルワラントホルダーでもある。

分業を一般的とする靴作りにおいて、1足の靴を一貫してひとりの職人が手がける〝ベンチメイド〟と呼ばれる手法を採用することで、創業から180年以上たった今でも高品質を守り続けている。

購入可能なリジェクト品はサイズ別に陳列しているが、UKサイズでいう5から取り揃えていたチャーチと違い、トリッカーズの場合は6-6ハーフから。

カントリーコレクションと呼ばれるオーセンティックな田舎靴や、タウンコレクションと呼ばれるドレスタイプの革靴、それからインクを飛び散らせたようなものやデニムとレザーを組み合わせたものなど、日本では珍しいデザインコンシャスなモデルもあった。

早速、靴の物色を試みた。

お目当ては底革を3枚積み上げたトリプルソール仕様のフルブローグブーツだが、サイズの合うものはなかった。

『Langogo』を使って店のスタッフに尋ねてみたが、ここにあるものしかないよ、とのこと。しぶしぶラックを眺めていたら、カントリーブーツと双璧をなすフルブローグシューズ『バートン』があるじゃないか!

上の写真をご覧の通り、ラックには片足しか陳列しておらず、店員に話しかけてもう片足をバックヤードから持ってきてもらう仕組みになっている。

早速、試着。長い間買い手がつかなかったモデルのようで、右靴の底材は沈んでいたが、このくらいは許容範囲。サイズも申し分ない。

販売価格は250ポンド。日本円換算で、だいたい3万2500円。日本国内の定価が8万4700円だから、約60%オフ。さらに空港でVAT還付の適用も。

店内のソファーに腰かけてひとりでニマニマしていると、坂田氏に肩を叩かれた。

坂田「窓の奥、気になりません?」
渡辺「あれってもしや靴工場? 昼休みで職人はいないようだけど」
坂田「つまり、チャンスですよ」
渡辺「チャンスって……まさか」
坂田「『Langogo』貸してください!」

『Langogo』を使ってスタッフに交渉。その結果、工場見学させてもらえることに。やるじゃん、坂田氏!

郵便番号を意味するzip codeを「ZIP CODE」と表示されるなど、地域の特色が出る丹後や専門用の翻訳は難しいらしく、靴の製造工程について説明をうけたが、『Langogo』は翻訳しきれなかった。しかし、この『Langogo』、AI技術を搭載しており、使い続けるうちに高度な会話が可能になるという。

最後にスタッフさんと記念撮影。

ライター渡辺、靴磨き職人の坂田、ふたりでホクホクしながら、ファクトリーショップを後にした。

「翻訳のレスポンスが早いし、めっちゃ便利ですね」と話す、坂田氏の笑顔は『Langogo』が便利に使えることを何よりも証明している。

取材・文/渡辺和博

関連サイト
『Langogo』は小学館の通販サイト「大人の逸品」で購入できます!
http://www.pal-shop.jp/category/IP_001_000_000/A12912002.html
ぜひ、お試しを!

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