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近未来的なデザインがカッコいい!小型軽量の新PHEVシステムを搭載した三菱の電動SUVコンセプトモデル「MI-TECH CONCEPT」

2019.10.25

MI-TECH CONCEPT

SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT

三菱自動車は、第46回東京モーターショー2019においてプレスカンファレンスを実施し、スモールサイズの電動SUVコンセプトカー『MI-TECH CONCEPT(マイテックコンセプト)』および軽コンセプトカー『SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT(スーパーハイト軽ワゴンコンセプト)』を世界初披露した。

今回のプレスカンファレンスではCEO加藤隆雄氏およびCOOグプタ・アシュワニ氏がスピーチし、電動車戦略についてこうコメントした。

「当社は電動化技術、特にPHEVを得意としており、これからもPHEVカテゴリーをリードすべく、さらなるバリエーションの拡充を推進するとともに、アライアンスにおける多様な電動化技術を活用することで、電動車のラインナップを拡充します。具体的には2022年までにミッドサイズSUV、コンパクトSUVに、いずれかの電動化技術を採用した新型車を投入する計画です。今後軽自動車を含め電動化を進めていきます」

また、軽自動車については「今回提案する『SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT』は、激戦区であるスーパーハイトワゴン市場に、新世代軽自動車の第2弾の位置付けとして、本年度内の発売を計画しています」と述べた。

【出品車概要】

1.『MI-TECH CONCEPT(マイテックコンセプト)概要

『MI-TECH CONCEPT』は、「光と風を感じながら大地を駆け抜ける電動SUV」をコンセプトとし、軽量・小型化した新しいPHEVシステム、4モーター方式の電動4WDシステム、先進の運転支援技術と予防安全技術をスモールサイズのSUVに凝縮した、同社ブランドメッセージである “Drive your Ambition” を体現するコンセプトカー。

(1)ダイナミックなバギータイプのデザイン

「ドライバーの冒険心を刺激するデザイン」をコンセプトに、三菱自動車らしいダイナミックなバギータイプとした。

ボディカラーはライトブルーメタリックとし、モーターコイルをモチーフとしたカッパーの差し色を、グリル、ホイール内部、インテリアの各所に入れることで、電動車としての先進性を表現。

フロントフェイスには三菱自動車のデザインを象徴する「ダイナミックシールド」フロントデザインコンセプトを採用。グリル中央のパフォーマンスを表す部分をサテンメッキとし、カッパー色の差し色を入れることにより、電動車としての表現を強調した。ヘッドランプは横向きのT字型とし特徴的なデザインとした。

バンパー下部では、アルミ素材のスキッドプレートを両サイドに配してボディをガードし、内側はエアインテークとしている。

サイドでは大きく張り出したオーバーフェンダーと大径タイヤによって、SUVとしての力強さと機動力の高さ、大地をしっかりとつかむ安定感を表現。金属のインゴットを切削機械で切り出したようなボディは、重厚感とシャープさを表現し、また切り出した面をサイドステップに利用することで、デザインと実用性の両立を図っている。

リヤエンドは、大きく六角形に削り出した大胆な造形とし、SUVの持つ力強さを表現。またテールランプもフロント同様T字型とし、ランプデザインの特徴として前後で同じモチーフを採用している。

インテリアは、インストルメントパネルを水平基調とし、クルマの挙動が掴みやすい機能的なデザインとしている。更にインストルメントパネルとステアリングホイールにカッパーのラインを入れることで、水平基調を更に強めた。

またインストルメントパネル中央部には鍵盤型のスイッチを配置し、その手前のグリップにはスイッチを操作しやすいようにパッドを装着。一目見てすぐ機能が理解でき、触った際にしっかりとした操作感があるインテリアとしている。

またフロントウィンドウシールドには車の挙動や地形の認知、最適なルート案内等、運転を支援する情報をグラフィカルに表示し、運転の楽しさや安心感を醸成してドライバーの冒険心を刺激する、一歩先まで安心して運転できるデザインを追求した。

(2)軽量・コンパクトなPHEVシステム

新しいPHEVシステムの発電エンジンとして、従来のガソリンエンジンに比べて軽量・小型なガスタービンエンジンを採用。環境意識の高まりとともにダウンサイジング化が進んでいる中、技術的提案としてPHEVシステムをスモールSUVに搭載した。

ガスタービンエンジンはサイズや重量あたりの出力が大きく、排出ガスがクリーンであり、ガソリンだけでなく軽油、灯油、アルコールなど様々な燃料が使用可能。地域によって最適な燃料を選択することができるため、環境・エネルギー問題に対して柔軟に対応可能だ。

(3)電動4WDシステム

モーター2基で構成する「デュアルモーターAYC」を、前輪と後輪それぞれに搭載した「Quad motor(クアッドモーター)4WDシステム」と名付けた三菱自動車独自技術の4モーター方式の4WDに、三菱自動車が誇る車両運動統合制御システム「S-AWC」を適用。

また、ブレーキキャリパーも電動化することで、四輪の駆動力・制動力を高応答・高精度で制御し、旋回性能とトラクション性能を大幅に向上させた。

四輪全てに最適な駆動力を伝えることにより、オフロードでは片側のタイヤが空転するような場合でも、接地輪に駆動を伝えて走破することを可能としている。

日常走行から悪路走行まで全てのシーンで、クルマとの一体感が得られ、より安全で快適なドライビングを可能とするとともに、左右のタイヤを逆回転させることにより、その場で180度回転できるようになる等、新感覚の走行体験も可能だ。

(4)先進の運転支援技術、予防安全技術

先進の光センサーを用いたセンシング技術により検知した様々な情報を、フロントのARウィンドウシールドに映し出すヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)を搭載。

ARウィンドウシールドには車両状態や路面状況、周囲の交通状況などが表示され、たとえ視界が悪い状況においてもドライバーに的確な注意喚起を行なう。

また、「MI-PILOT(マイパイロット)」を進化させた次世代の運転支援技術を搭載し、高速道路や一般道だけでなく、未舗装路においてもドライバーに安心・安全を提供する。

2.『SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT(スーパーハイト軽ワゴンコンセプト)』概要

『SUPER HEIGHT K-WAGON CONCEPT』は、「いろいろなところに行ってみたい、もっと遠くまで行ってみたい」というドライバーの気持ちに応える新世代のスーパーハイト軽ワゴン。スーパーハイト軽ワゴンならではの広々とした居住空間を実現し、同カテゴリーに求められる性能と機能を盛り込みながら、三菱自動車らしいSUVテイストのデザインとした。

(1)力強いSUVテイストのデザイン

フロントフェイスは三菱自動車のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用。垂直に通したメッキバーと水平基調のグリルを組み合わせた。

サイドビューは、ロングホイールベースを活かしたキャビンシルエットと、彫刻的で動きのあるキャラクターラインで力強さを表現。また、サイドシルガーニッシュとホイールアーチをブラックにし、SUVらしさを強調した。

ボディカラーはオリーブグリーンとホワイトの2トーン、ルーフレールはシルバーとした。アクティブに活動したいドライバーに向けた、自然の中で映えるカラーリングとしている。ホイールをボディカラーと同じ配色にすることで、コーディネートを図っている。

(2)クラストップレベルの快適性と上質なインテリア

スーパーハイトワゴンならではの広い居住空間を有し、特に家族での使用を想定して後席の居住空間を最大化させた。クラストップレベルのリヤドア開口部と後席足元空間により、ゆったりくつろげる空間としている。

インテリアはブラウンを基調とし、オレンジの差し色を随所に入れることで、シックでプレミアムな空間とした。シートは合成皮革とダイヤキルティングの組み合わせとし、上質感を演出した。

(3)キビキビした走りと先進の運転支援技術・安全装備

高性能エンジンとCVTにより、低速域から高速域までストレスなくキビキビとした走りを実現した。

また、高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」や、衝突被害軽減ブレーキシステム、踏み間違い衝突防止アシストなど「サポカーSワイド」に該当する予防安全技術「e-Assist」を採用することで、ドライバーの負担を軽減し、乗る人すべてに安心・安全を提供。

3.『MITSUBISHI ENGELBERG TOURER(ミツビシエンゲルベルクツアラー)』
概要

『MITSUBISHI ENGELBERG TOURER』は、アウトランダーPHEVで培った三菱自動車独自のツインモーター方式PHEVシステムを、次世代の電動化技術と四輪制御技術で進化させた、いっそう魅力的な3列シートのSUV。

(1)PHEVシステム

大容量の駆動用バッテリーを車両中央フロア下に搭載した。高出力・高効率モーターをフロントとリヤに搭載したツインモーター方式としながらも、PHEVシステムの小型化とレイアウトの最適化により、広大な室内空間を確保し3列シートパッケージを可能とした。

EV航続距離は70km以上(WLTP)、満充電・燃料満タンの状態からの総航続距離は700km以上(WLTP)とし、電動車ならではの滑らかで力強く静かな走りを、より長く楽しめるのが特長。

(2)4WDシステム

フロントとリヤにモーターを搭載する高出力・高効率のツインモーター方式のフルタイム4WDとし、前輪左右の駆動力配分をブレーキで制御するAYCを採用。これらと四輪のブレーキ制動力、前後モーター出力の制御(ABS&ASC)を統合制御して、走る・曲がる・止まるといった運動性能を飛躍的に高める車両運動統合制御システム「S-AWC(Super All Wheel Control)」を採用している。

関連情報:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/

構成/DIME編集部

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