人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

Googleのサービスが使えるか、使えないかに注目!ファーウェイ「Mate 30 Pro」が日本で発売される可能性は?

2019.10.25

■連載/法林岳之・石川 温・石野純也・房野麻子のスマホ会議

スマートフォン業界の最前線で取材する4人による、業界の裏側までわかる「スマホトーク」。今回はファーウェイの新型スマホ「Mate 30 Pro」の今後について議論します。

<H2>Mate 30シリーズが“転換点”になる可能性

房野氏:2019年9月19日にミュンヘンでグローバルの発表会があり、ファーウェイの「Mate 30」シリーズが発表されました。でも、Google Mobile Service(GMS)に対応せず、Google PlayやGmail、Google マップといったGoogleのサービスが使えません。日本で発売されるか微妙なところですね。

房野氏

法林氏:困りましたね。

法林氏

石川氏:どうするとGMSを入れられるんですか?

石川氏

法林氏:ファーウェイの公式見解では「入れられない」。

石野氏:ごにょごにょすれば入れられるんですよね?

石野氏

法林氏:うーん……一応、中国では同等の端末に対して、Googleのアプリを一部入れている事例があるので、おそらくそれと同じ手法でやれば入れられる可能性はある。

 今回発表された端末はおそらく、中国向けに開発したMate 30端末を英語化したものだと思われます。なので、アプリも中国市場向けがメインとなっていて、日本語に切り替えても正しくは表示されない。Googleのサービスは、中国のユーザーが実際にやっている非合法な方法を応用すれば、入れられる可能性はあります。

石川氏:上海の携帯電話市場の不夜城商厦とかに行ったら入れてくれる感じかな。最近は久しく行っていないけど。

石野氏:そうですねぇ、権利的にはNGのような気もしますが、海外メディアがGMSを入れている記事を見ました(笑)

法林氏:まぁ、入れてもいいと思うんだけど、それを公に言うのはねぇ。

房野氏:もし米中の関係がうまく行ったら、どうなりますか?

法林氏:そうなったらGMSが入る可能性はあると思いますよ。

石川氏:そうなったらGMSに対応したAndroidで販売しますよね。そういう余地を残しているから、発売日を言わなかったわけですよね。

法林氏:その通り。今回はこういう形で発表されたけど、発売日は公表していない。米中の問題が解決する可能性の含みをもたせている。ただ、これが1つの大きな転換点になる可能性もゼロではない。米中関係がうまくいかなくて、ファーウェイが「わかりました、我々はもうGMSを使いません」といって、HUAWEI Mobile Services(HUAWEIやHonorのスマホユーザー向けエコシステム。スマホ向けアプリはファーウェイが運営している「AppGallery」で提供している)の方に完全に切り替えていく可能性もある。Googleを快くなく思っている人たちもきっといるので、この動きに他の中国勢が追従してまとまったりすると、ただですら出荷台数が多いので、もっと話し合わないといけないことになる。まして、スマホを作っている場所は大半が中国。第3勢力として成立する可能性はゼロではない。Googleはそれがわかっているから、今回の一件に関して特にコメントしていないし、慎重に立ち回っている。ホワイトハウス及び政府機関に対しても、必要に応じて情報を出しているんだろうけど。

HUAWEI Mobile Services

石川氏:ファーウェイは「我々はここまでやったけど、どうするの?」と問いかけて、答えを待っている。「君たちと一緒にやらなくてもいいんだよ」といって、このままGoogle経済圏から出ていくこともできる。

石野氏:これも米中間の交渉材料ですよね。

新型コロナウイルス対策、在宅ライフを改善するヒントはこちら

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2020年6月16日(火) 発売

DIME最新号の特別付録は「デジタル調理温度計」!特集は「安くてイイもの」&「新しい働き方」&「マイナポイント」!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。