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月額600円で見放題、遊び放題!アップルの新サービス「Apple TV+」「Apple Arcade」は日本でどこまで支持されるのか?

2019.10.24

Apple Arcadeには日本のゲーム会社がコンテンツを提供

法林氏:クリエイティブなところに、どこまでAppleがコミットできるか。そこが全然見えてこない。とりあえず話題の人を集めて、スピルバーグがいますとか、そういう世界でしかない。技術的なアドバンテージもない。

石川氏:アドバンテージは端末にアプリが標準インストールされることと、KDDIなりを巻き込んでキャリアに売らせる方法がとれること。ローカルコンテンツを作れるかが課題なんだろうけど。

法林氏:無理だろうねぇ。

石川氏:ただ、六本木ヒルズでiTunes StoreとかApp Store用に解説記事を一生懸命書いている部隊もあるし、なんだかんだいって日本でも活動しているじゃないですか。あの延長戦上で何かできれば可能性はあるんじゃないかなって気がします。

法林氏:僕はないと思います。

石野氏:Netflixも、番組作りは製作会社にお金を出して作ってもらっているパターンなので、そこをAppleがつかまえられればできるかなという気がします。あと、日本発のコンテンツをグローバルで見せることをどれくらい重視するかにもよるかな。Netflixの場合は重視しているじゃないですか。

法林氏:Netflixはコンテンツの国境を越えさせるという考えというか、面白いものはどんなところでも面白く見られるというポリシーがある。Appleは商売の種でしかなくて全然メディアポリシーを感じない。

石野氏:辛辣ですね。

法林氏:事実じゃん、メディアポリシーはどこにもないじゃん。

石川氏:Apple Arcadeに関しては、日本のゲーム会社がフィーチャーされている。ああいったゲーム会社に値する映像コンテンツ屋さんが、日本にあるかどうかはわからない。

法林氏:今回のApple Arcadeで提供されるけど、それによってNintendo SwitchやPlayStationで提供されなくなったゲームがあるって聞いたけど。

Nintendo Switch

Nintendo Switch Lite

Sony PlayStation 4

石野氏:契約的にはAndroidで出したらダメだけど……

石川氏:それ以外のプラットフォームはいいということを言っていた。

法林氏:何かのゲームでそんな記事を読んだな。

石野氏:モバイルはダメだけど、ゲームプラットフォームは大丈夫、みたいな。

法林氏:クローズドプラットフォームで、自分のところのことしか考えていない……

石野氏:Appleが金を出しているから、そりゃAndroid向けには出してもらいたくないでしょう(笑)

法林氏:許さないよね。

石川氏:Googleもゲームのサブスクリプション「Play Pass」を発表したじゃないですか。KDDIの髙橋さんと話をしたんですけど、「なんだかんだいって、みんなキャリアの真似をしている。俺のビジネスモデルを真似しているな」と。いや、「俺」とは言っていないけど(笑)auスマートパス的な感じじゃないですか。

KDDI株式会社 代表取締役社長 髙橋 誠氏

法林氏:EZのビジネスモデルの発展系ではある。

石野氏:そうくると夏野さん(夏野 剛氏)が「いやいや、俺だから」って言いそう(笑)

石川氏:使い放題ということでスマートパスだよ。

法林 Play Pass(プレイパス)……

石野氏:Apple Arcadeは、正直、ゲームとしてどこまで面白いものが出てくるかがわからない。日本のゲーム会社をいっぱい集めたのはいいんですけど、なんかちょっとふわっとしたゲームが多いなというのが気になったところ。おしゃれ感の強い画面がたくさん並んでいますけど、これってiPhoneが出たばかりの時に「新しいゲームだ」みたいな感じで紹介されて、プレイしてみると1週間もしないうちに飽きちゃうパターンが多かったのを思い出す。サブスクリプションなのでいいんですけど、そこがちょっと気になるところです。

......続く!

次回は、ファーウェイの新作スマホ「Mate 30」シリーズの発表会について議論する予定です。ご期待ください。

法林岳之(ほうりん・ たかゆき)
Web媒体や雑誌などを中心に、スマートフォンや携帯電話、パソコンなど、デジタル関連製品のレビュー記事、ビギナー向けの解説記事などを執筆。解説書などの著書も多数。携帯業界のご意見番。

石川 温(いしかわ・つつむ)
日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、2003年に独立。国内キャリアやメーカーだけでなく、グーグルやアップルなども取材。NHK Eテレ「趣味どきっ! はじめてのスマホ」で講師役で出演。メルマガ「スマホで業界新聞(月額540円)」を発行中。

石野純也(いしの・じゅんや)
慶應義塾大学卒業後、宝島社に入社。独立後はケータイジャーナリスト/ライターとして幅広い媒体で活躍。『ケータイチルドレン』(ソフトバンク新書)、『1時間でわかるらくらくホン』(毎日新聞社)など著書多数。

房野麻子(ふさの・あさこ)
出版社にて携帯電話雑誌の編集に携わった後、2002年からフリーランスライターとして独立。携帯業界で数少ない女性ライターとして、女性目線のモバイル端末紹介を中心に、雑誌やWeb媒体で執筆活動を行う。

構成/中馬幹弘

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