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開業ラッシュの東京ホテル事情、サバイバル競争を勝ち抜く秘策は?

2019.10.19

ここ数年、右肩上がりを続けてきた日本のホテルの新規開業数は、昨年、一旦踊り場状態だったそうですが、さすがに今年は五輪前の駆け込みで盛り返している様子。今年、東京に開業した主なホテルを、下の表に挙げましたが、この後も、来春、大手町に『フォーシーズンズホテル』(190室)、虎ノ門にマリオットグループの最上級ホテル『エディション』(200室)、2022年には八重洲に『ブルガリ・ホテル』(98室)、京都にも、今秋、シアトル生まれの今一番イケてるホテル『ACEホテル』のアジア第1号(198室)が開業する予定。オリンピック後も、ホテルの新規オープンは絶え間なく続くようです。

 これだけホテルができて、それでもまだ客室は足りないのかというと、これがいささか微妙な話。実は、広さ20平方メートル前後で料金が1泊7千円〜2万円の、一般に「3ツ星クラス」と呼ばれる『アパホテル』から『三井ガーデンホテル』までのビジネス・ホテルの部屋は、現在、全体の75%を占めており、供給過剰なんだそうです。

 そもそもホテルは、同じ広さの土地でも運営のしかたによって収益が大きく変わる「オペレーショナル・アセット」と呼ばれる不動産。従来の大規模ホテルの売り上げは、一般に、宿泊・レストラン・宴会が3分の1ずつと言われますが、実は一番収益性が高いのは、宴会と飲食を捨て、客室数だけを増やした「宿泊特化型」のホテル。これが、広さ20平方メートル前後の3ツ星クラスというわけです。

 日本でこのクラスの客室ばかりが増えたのは、日本のホテル経営者が、「人をもてなしたい」という人ではなく、「金を儲けたい」という人ばかりだったからでしょう。

 ところで、最近世の中何が変わったって、ホテル予約ほど変わったものはありますまい。その原因は、エクスペディア、ブッキングドットコム、楽天トラベルといったオンライン旅行会社、OTA(Online Travel Agent)の登場です。これらの会社は、それぞれの部屋の仕入れ量によってホテルから与えられる割引率が異なるため、どこのOTAで予約するかで料金が変わってきます。

 そこで次に登場したのが、各OTAの宿泊料を比較してどこが一番安いかを利用者に教える、トリバゴ、トラベルコ、トリップアドバイザーといったメタサーチサイト(メタサーチとは、ホテルに限らず「特定のトピックに関連したページを検索する」の意味)です。もちろん、旅行会社による宿泊料金の差はネット普及以前からありましたが、その差がネットのおかげで白日のもとにさらされたというわけです。

『totanuki』

『totanuki』は、不動産会社(株)東京マイスターが東麻布の裏通りに作った全10室の高級ホテル『hotel azabu ten』の1階の、夜のコース2万円の高級和食店。派手な内装は、高級家具カッシーナの日本総代理店によるもの。料理長は、北千住の豆腐湯葉料理店『宇豆基野』などを経営する(株)八十嶋の元総料理長。◆住所:港区東麻布 2-26-8 hotel azabu ten 1F ◆電話:03・5797・8770

2019年オープン

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