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グルテンフリーダイエット支持者には政治的リベラルが多い!?

2019.10.16

 体調を良好に保つ食事法として一部で支持を集めているグルテンフリーダイエットだが、政治的ポリシーとグルテンフリーの関係を探った興味深い研究が報告されている。

グルテンフリーダイエット支持はリベラルに多い?

 プロテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチ選手が患っていたことで広く知られることになったセリアック病(coeliac disease)は、小麦などに含まれるタンパク質「グルテン」に対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患で、人口の1%ほどがこの症状を持つと考えられている。

 この疾患に対処するには、グルテンを食事から排除したグルテンフリーダイエットを心掛けなければならないのだが、セリアック病と診断されていない人々の間でもこのグルテンフリーダイエットは健康を保つ食事法として一部から強い支持を受けている。

 グルテンフリーダイエットの認知度の高まりを受けてのことか、アメリカでは少し前から社会的正義(ポリティカル・コレクトネス)として、このグルテンフリーダイエットを選択できる権利が一部で主張されている。

 2016年に大統領選に出馬した共和党のテッド・クルーズは、軍隊の給食においてグルテンフリーダイエットの選択を禁止する公約を掲げたことでも話題を呼んだ。グルテンフリーダイエットの権利主張はリベラルに利用されていると批判したのである。

PsyPost」より

 本当にグルテンフリーダイエット支持者には政治的リベラルが多いのか? 米・ミシガン州立大学とオクラホマ州立大学の合同研究チームが2019年6月に「Agriculture and Human Values」で発表した研究では、人々の政治的立場とグルテンフリーダイエット支持についての関係を実験を通じて検証している。

 1000人のアメリカ人を対象にした調査で、回答者の約29%がグルテンフリーダイエットを支持している実態が明らかになった。しかしながら政治的に保守であれリベラルであれ、グルテンフリーダイエットの支持率はほぼ同程度であったのだ。したがってテッド・クルーズの見解はサイエンス的には否定されたことになる。

 しかしながら興味深いことに、政治的リベラルにセリアック病の確率が若干高いことも示されることにもなった。とはいえサンプルの絶対数が少ないためにさらなる検証が必要とされている。ひとまずはグルテンフリーダイエット支持に政治的立場はほとんど関係がないという理解でよいのだろう。

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