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知らなきゃ損!消費増税と同時に改正された自動車税の3つの減税ポイント

2019.10.14

2019年10月1日からの10%へと消費税率引き上げに伴う、家計への負担軽減策の一つに「自動車税の減税」があった。改正点の基本を税理士の平井賢治さんのもと、まとめて解説する。

10月1日から変わった自動車税3つの要点

2019年10月1日から、自動車税に関して大きく次の3つのことが変わった。

1.自動車税(種別割)の税率引き下げ
2.自動車取得税の廃止と環境性能割の導入
3.環境性能割が臨時的に軽減

それぞれ、詳しくみていこう。

1.自動車税(種別割)の税率引き下げ

2019年10月1日以降に初回新規登録を受けた自家用乗用車(登録車)から、毎年4月1日に自動車を所有している人に課税される道府県税「自動車税(種別割)」の税率が引き下げられる。「軽自動車税(種別割)」の税率は変更なし。

下記の表のように、500ccごとに税率が規定されており、それぞれ税率が引き下げられる。引き下げ額は最大4,500円。

出典:総務省「2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります」

では、今所有している車の自動車税はどうなるのか、と気になる人もいるだろう。2019年9月30日以前に登録を受けた自動車の税率は、変更されず今まで通りとなる。

ちなみに、2019年10月以降は、自動車の排気量等に応じて毎年かかる自動車税は「自動車税(種別割)」に、軽自動車税は「軽自動車税(種別割)」に名称が変更された。

2.自動車取得税の廃止と環境性能割の導入

取得価額が50万円を超える自動車の取得に対し、その取得者に課す道府県税「自動車取得税」が廃止に。そして新たに「環境性能割」が導入された。

環境性能割とは、自動車の燃費性能等に応じて、自動車の購入時に課税されるものだ。新車・中古車問わず対象になる。

環境性能割の税率は、自動車の燃費性能等に応じて決定される。自家用の登録車は0~3.0%、営業用の登録車及び軽自動車は0~2.0%。

※1「電気自動車等」は、登録車の場合は電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車(平成30年排出ガス規制適合(3.5t以下の自動車)又は平成21年排出ガス規制からNOx10%低減達成)、プラグインハイブリッド車及びクリーンディーゼル車(平成30年排出ガス規制適合又は平成21年排出ガス規制適合)であり、軽自動車の場合は電気軽自動車及び天然ガス軽自動車(平成30年排出ガス規制適合又は平成21年排出ガス規制からNOx10%低減達成)である。

※2「電気自動車等」を除き、平成30年排出ガス基準50%低減達成車又は平成17年排出ガス基準75%以上低減達成車(★★★★)に限る。

出典:「2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります」(総務省・地方税共同機構作成のリーフレット)

3.環境性能割が臨時的に軽減

2で解説した「環境性能割」は、1年間、臨時的な軽減がされる。

2019年10月1日から2020年9月30日までの間に自家用の乗用車(登録車・軽自動車)を購入する場合、環境性能割の税率1%分が軽減される。

軽減の対象は、新車も中古車も含まれる。

自家用の乗用車(登録車)においては、「電気自動車等」と「★★★★かつ2020年度燃費基準+20%達成車」と「★★★★かつ2020年度燃費基準+10%達成車」は非課税、「★★★★かつ2020年度燃費基準達成車」は1.0%、これら以外の車は2.0%の税率となる。

●エコカー減税の見直し

また10月1日からは「エコカー減税」にも見直しがあった。自動車取得税のエコカー減税は自動車取得税廃止(2019年9月30日)まで継続され、自動車重量税のエコカー減税は、2019年5月1日~2021年4月30日となり、2年間延長された。このエコカー減税は、減税対象車について、適用期間中に新車新規登録等を行った場合に限り、特例措置が1回に限り適用される。

【参考】国土交通省「エコカー減税 (自動車重量税・自動車取得税) の概要」

自動車税の減税について

税理士の平井さんは、今回の自動車税の減税に関して、次のようにコメントする。新規で車を購入する予定があるならチェックしておこう。

「自動車税の減税は、臨時的に1年で終了ではなく、毎年続くのでお得です。また自動車税で負担減を狙うなら1番下げ幅の大きな1,000cc 以下の車を狙うことです。例えば1000cc以下の自動車税は年4,500円の減税になるため、5年で22,500円の負担減になります。環境性能割で負担減を狙うなら、非課税の電気自動車等になるでしょう」

【監修・取材協力】
平井賢治さん
マトリックス税理士事務所代表税理士
一般社団法人日本税理士経営コンサルティング協会代表理事
お客様の売上アップに貢献できる希少な税理士として業界では有名なコンサル税理士であり、税理士業に経営コンサルティングやコーチングを取入れ実践しているパイオニアでもある。また身長188センチ、格闘技歴15年以上の自他ともに認める最強税理士。

マトリックス税理士事務所
https://taxhirai.com/

一般社団法人 日本税理士経営コンサルティング協会
https://www.zcon.or.jp/

※本記事の内容によって生じたトラブルや苦情、その他の責任は一切負いかねます。

取材・文/石原亜香利

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