人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

この視点で観戦すると面白い!ラグビーの試合とビジネスの現場マネジメントに共通する2つのポイント

2019.10.12

ラグビーワールドカップ2019が盛り上がる中、時に、ビジネス視点でラグビーのチームマネジメントを見るのも面白い。リクルートマネジメントソリューションズ 営業統括部営業2部マネジャー 佐々木康之さんは、ラグビーとビジネス現場には、ある共通点が多いという。自身も学生時代に早稲田大学体育会ラグビー部に所属していた経験も踏まえ、ラグビーをヒントにした組織マネジメント術や、ラグビーの試合をより面白く観るポイントを聞いた。

ラグビーとビジネス現場のマネジメントの共通点

佐々木さんによると、ラグビーというチームスポーツのマネジメントと、職場でのチームマネジメントは共通点があるという。

「一言でいえば、『機会と特性のマッチング』が成功の鍵を握るということです。

まず『特性』について。ラグビーというスポーツは、ユニークなポジションが特徴です。例えば『とにかく背が高くて空中戦に強い』『小柄だけどパスをさばくのが得意』など。それは現代の職場も同様で、さまざまなタイプのメンバーが、さまざまな状況や事情を抱えています。例えば『ベテランの年上部下』『成長途中の若手』『育児や介護で時間制限がある』などです。ラグビーもビジネスもメンバーには強い特性があります。

そして「機会」について。成果を上げるために、ラグビーとビジネスに共通して言えるポイントは、『いかに機会を見つけ、メンバーの強みor課題(特性)へとつなげるか』という点です。ラグビーならば、あとわずか前進が必要なら突破力のあるFW(フォワード)へ突っ込ませる、数的優位ならばBK(バックス)へパスを回す、などの判断です。職場でも、プロジェクトを立ち上げる際には、どんな強みを持つ人をどうアサインするかが重要になります。メンバーを成長させたいなら、どの案件に、どのような期待をかけて取り組ませるかが大事です。

この意図的な『機会と特性のマッチング』が、ラグビーでもマネジメントでも、要諦と言えます」

ラグビーとビジネスの共通点に気づいたきっかけ

佐々木さんは、学生時代にラグビー部に所属していた経験もあり、ラグビーに通じている。そんな中、あえてビジネスにおける組織マネジメントに、ラグビーをつなげて考えたきっかけはどんなところにあったのだろうか?

「ビジネスにおける昨今の変化が激しい時代には、より顕著に旧来のやり方や単一の方法が通用しなくなってきています。特に『サービスの個人最適化』『人の指向の多様化』『デジタルトランスフォーメーション』等々でイノベーションの必然性が高まっています。

そこでラグビーのチームマネジメントを振り返ってみると、攻撃時に『チームがどれだけたくさんのオプション(選択肢)を持っているか?』『いかに選手の個性を活かすか?』ということが重要ですが、このバリエーションを増やすための思考は、今のビジネスとマネジメントにおいても同様だと感じました」

この視点で観るとラグビーがもっと面白くなる!

このビジネスとの共通点やマネジメントという観点からラグビーの試合を観賞すると、もっと面白くなるという。

「まず背番号が表すポジションに注目してみてください。試合に勝つためにはメンバーにどんな役割や個性が必要なのか、という観点でプレーを見ていると、ラグビーがいかに『個性×個性』の相乗効果が織りなすチームスポーツなのかを知ることができ、また新たな楽しみが生まれます。

さらには、トライを取った後、必ずハイライトシーンが映ると思いますが、どのポジションの選手が、どんなプレーをしていたのか?それがどう連続してつながってトライになったのか?といった視点で見てみると、選手が『何を意図していたのか?』が見えてきます。これも面白いと思います。ちなみにマネジメントも『何を意図して行うか』がポイントなのです」

残りのラグビーの試合はもちろんのこと、過去の試合の録画があるなら、ビジネス視点で見直してみるのも面白そうだ。

【取材協力】

佐々木康之さん
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ
営業統括部マネジャー
2007年中途入社。営業職として全社MVPなどの表彰を連続受賞。学生時代は、早稲田大学体育会ラグビー部に所属。レギュラーではないものの、大学選手権優勝、ラグビー日本一の組織を体験。

取材・文/石原亜香利

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2019年11月15日 発売

DIME最新号の特別付録は「スタンド一体型簡易スマホジンバル」!今年から5年先のトレンドまで丸わかり!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 10401024号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。